numan用語集「バウンドコーデ」

バウンドコーデ(ばうんどこーで)

「バウンドコーデ」の意味

「バウンドコーデ」(ばうんどこーで)とは、アニメやゲームのキャラクターをイメージした、ファッションコーディネートのこと。
ここで重要なのは、あくまでイメージファッションであること。街歩きできる範囲でファッションに推しの概念を取り入れたバウンドコーデと、キャラクターの衣装を完全再現し、キャラになりきる「コスプレ」とは、まったくの別ものである。

「バウンドコーデ」の由来・語源

「バウンド」は、英語のbind(結びつける)の変化形。原作とイメージを結び付けたファッションコーディネイトであることから、「バウンドコーデ」と名付けられた。
推しキャラそのものの格好をするのではなく、あくまで推しのイメージ、いわば「概念」をファッションに取り入れていることから「概念コーデ」「推しの概念を纏う」といった表現をされることもある。

「バウンドコーデ」の活用

「ねえねえ、今日のファッションよくない?」
「ライムグリーンとか、思い切った色にしたね。あれ?でもこれって、Aっぽい……」
「バウンドコーデにしてみたんだ~。推しと一緒なら、テストも怖くない!」
「その労力を勉強に向けるべきだったのでは」

以下は、ファッションコーディネートの一例。

▼『鬼滅の刃』竈門炭次郎コーデ
黒シャツ、黒ズボンの上から緑と黒の市松模様のジャケットを羽織る。

▼『葬送のフリーレン』フェルンコーデ
白いシャツワンピースの上から、黒のロングコートを羽織る

▼『Fate』セイバーコーデ
白いブラウスシャツに、青いフレアスカート

推しキャラのイメージ解釈さえあっていれば、バウンドコーデとして成立するため、推しのイメージカラーのバッグを持つ、推しのアクセと同じ石のピアスをつける。といったワンポイントファッションでも定義上はコーデ認定可能である。

推しバウンドコーデで聖地をめぐったり、推しの好物を食べにいったり、バウンドコーデを着る動機は様々。中には、推しの概念とともに出勤することで、労働に立ち向かう気持ちを奮い立たせている、というけなげなバウンドコーデ社畜も存在する。

バウンドコーデ人気に目をつけたアパレルブランドが、原作公式とロイヤリティ契約を結び、バウンドコーデ用アイテムを販売するケースもある。他ファッションとあわせやすいバッグや腕時計、ジャケットなどがメイン。生活の中にお手軽に推しの概念を取り入れられるとして人気を集めており、作品によっては発売と同時に売り切れることもある。

さらにお手軽にバウンドコーデを楽しみたい層に向けて開始された究極のサービスに「Disney Fashion closet」というものがある(※1)
ディズニー公式によるバウンドコーデ衣装レンタルサービスである。キャラクターをイメージした衣装がセットで用意されており、ネット予約で自宅に届き、コンビニから返却できる。
ディズニーリゾートで映え写真が撮りたくなるカジュアルから、結婚式の二次会に参加できそうなきれいめコーデまで幅が広い。さらにミッキー&ミニーのようなカップルキャラは、しっかりふたり並んでお揃い感のあるカップルコーデになっている。さすがディズニー公式、本気度がやばい。

※1
「Disney Fashion closet」公式サイト
https://disney.air-closet.com/

コスプレ(こすぷれ)

リンクコーデ(りんくこーで)

概念(がいねん)

概念アクセ(がいねんあくせ)

numan編集部

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