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テーブルトークRPGやコンピューターゲームなどで、低確率で通常よりも大きなダメージを与えること。ゲームによっては、“かいしんのいちげき”など異なる名称で呼ばれる場合もあるが、概念としては同じである。
確率により思わぬタイミングで状況を一変させることから、ゲームの展開をよりスリリングなものにするために一役買っている。戦闘以外にも、罠の解除などイベントの成否判定にもクリティカルヒットの概念が使われる場合がある。
歴史的には、1975年に発売されたテーブルトークRPG『Empire of the Petal Throne』にてルールに記述されたことが、最初とされている。
日本では1980年代に輸入されてヒットしたコンピューターRPG『ウィザードリィ』にクリティカルヒットの記述があったことから、概念が広まった。その後この概念はゲーム雑誌にも記述されるようになり、和製テーブルトークRPG、コンピューターRPGなどに広く使われるようになっていった。
対義語は“ファンブル”。低確率で大失敗することを意味する。ゲームの戦闘であれば敵からの攻撃を受けた際に、防御に失敗して通常よりも大きなダメージを受けることなどを指す。
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