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「おとわっか」(おとわっか)とは、人気RPGゲーム『FINAL FANTASY X』のキャラクター「ワッカ」をネタにした音MADの合作動画である。この動画は6名の作者によって制作され、りゅん氏の音MADメドレー「おとめっど」を使用している。実に約1年の制作期間をかけ、2022年5月4日にニコニコ動画とYouTubeに同時投稿された。
投稿期間中、Twitter(現X)上では「ワッカがひたすら“ティーダのチンポ気持ちよすぎだろ!”と歌い、挙句合唱する」という「コネクト」パートの切り抜き動画が拡散され、注目を集めた。このパートは、動画中の1つのシーンである。同動画内で、作者たちはワッカの様々なネタを織り込んでいる。
動画中には18禁の同人誌を素材としたパートが含まれており、管理者によって削除された。しかし、その3日後、修正や諸々のパワーアップを果たした「【合作】おとわっか」として再投稿された。再投稿された「おとわっか」は、再生数・コメント数が急激に伸び、ランキングにも掲載されるなど、話題となった。
最終的に「おとわっか」は、310万再生を達成したが、権利者によって削除された。しかし、その人気ぶりは目を見張るもので、50万再生を突破したのは投稿からわずか11日後であり、18日で100万再生を突破するなど、多くのユーザーに視聴された。
「おとわっか」は、単なる音MADの合作動画ではなく、緻密な制作によって、ユーザーの心を鷲掴みにした。
▼ファイナルファンタジーX
『FINAL FANTASY X』は、スクウェア(現・スクウェア・エニックス)が2001年に発売したプレイステーション2用RPGで、略称はFF10、FFX。日本国内では265万本(内インターナショナル版が30万本)の販売実績を持つ。
本作は従来のFFシリーズと異なる点が多数存在し、ATBからCTBへのシステム変更、スフィア盤による成長、武器に攻撃力などの概念がないこと、東洋風の世界観、キャラクターボイスの採用などがある。
ストーリーは、ブリッツボールのエースである主人公ティーダが異世界のスピラに飛ばされ、そこでの出来事を通じて成長していく物語である。この作品は、一本道ゲーと批判されることがあるが、その展開するドラマややりこみ性が高いことが評価されている。2014年にはHDリマスター化され、PC版、Nintendo Switch版、Xbox One版が発売された。
▼ワッカ
ワッカは、ビサイド村出身の23歳の青年である。
彼はスポーツ「ブリッツボール」の選手であり、ビサイドを本拠地とする弱小チーム「ビサイド・オーラカ」に所属している。ワッカには弟のチャップがいたが「シン」によって命を落としてしまった。弟の交際相手だったルールーとは微妙な関係にある。
ワッカはエボン教の熱心な信者であり、また弟の死を招いた要因だとして機械とアルベド族を嫌っていた。しかし、旅を通じて考えを変化させていく。戦闘ではブリッツボール選手としての経験を生かし、ブリッツボールをぶつけて攻撃する。また、水中でのバトル時はティーダとリュックとともにメンバーになることが多い。
次作『FF10-2』ではルールーと結婚し、一児の父となっている。
しかし、ブリッツボールの選手を引退してから少々お腹に脂肪がついた。
▼ティーダ
ティーダは『FINAL FANTASY X』の主人公。機械仕掛けの大都市ザナルカンドで暮らす青年で、17歳。
「ブリッツボール」のプロ選手であり、チーム「ザナルカンド・エイブス」のエースでもある。彼の父親は伝説的プレイヤー・ジェクトだが、10年前に忽然と姿を消した。ティーダは語尾に「~ッス」と付けて話すのが癖。
彼について、プレイヤーは好みの名前に変更することが可能で、そのため仲間たちからは二人称で呼ばれる。非常に快活、ポジティヴな性格。武器は剣だが、アーロンから渡されるまで剣を握ったことすらなかった。彼は敵・味方の行動回数を操作する技・魔法を習得し、水中バトルも可能。また、彼はブリッツボール選手らしくボールで攻撃する必殺技も持っている。
「おとわっか」を視聴したユーザーのコメント例。
・「ワッカ可愛い!」
・「作り込みがすごい!
・「編集が上手い!」
・「ワッカのネタがわかると、より楽しめる」
・「最後のシーンで、感動した……」
・「ワッカをもっと知りたくなった」
・「おとわっかのファンになりました!」
・「この動画がきっかけで、FINAL FANTASY Xをプレイしたくなった」
・「ワッカがこんなに人気があるとは驚き!」
・「これからも、ワッカネタ期待してるよ!」
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