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numan用語集「千金メイク」

千金メイク(せんきんめいく)

「千金メイク」の意味

「千金メイク」(せんきんめいく)とは、中華系お嬢様メイクのこと。メイクの特徴は以下の通り。
赤とゴールドを使い、ゴージャスかつ上品に仕上げる。

・ベースはマット系で抑え気味に
・アイシャドウは赤~ベージュの暖色系
・アイライナーは長め
・眉は自然な形
・リップはチャイボーグ系のはっきりした赤

メイクのコツは以下の通り。

▼ベース
アイシャドウやリップが濃いめで、全体として立体的な仕上がりになるため、ベースは抑え気味に。もともと顔立ちがはっきりしている場合は、顔の凹凸を主張しすぎない。

▼アイメイク
アイシャドウは、赤~ベージュの暖色系を使用。グラデーションをつけてまぶた全体に色をのせていく。アイライナーは、はっきりした黒。まつ毛にはっきりとした色をのせ、眉尻からさらに1センチほど長くラインをひいていく。この長いアイラインが中華風メイクのポイント。涙袋に明るい色をのせて立体感を演出。最後にゴージャスなゴールドのパウダーを、まぶたの中心、目頭にのせてアイメイクは完成。
眉は細くしすぎず、自然な形を利用。まぶたの上などの余計な部分だけカットして整える。眉毛が薄くある程度書かなくてはならない場合でも、眉根や眉尻をぼかして自然な仕上がりにする。

▼チーク
チークはオレンジ、赤系で軽く影をつける。あまり濃くしすぎると、アイシャドウやリップの赤と喧嘩してしまうので、薄めでOK。

▼リップ
チャイボーグ系のはっきりした赤で。グロスを使い、唇の中心から外側に向けてグラデーションを付けると、唇が印象的な仕上がりになる。

「千金メイク」の由来・語源

中国語では、大富豪のことを「千金」と表すことがあり「千金大小姐」で富豪のお嬢様の意味になる。お金持ちのお嬢様を思わせる、ゴージャスで上品なメイクのため、「千金メイク」と呼ばれる。

千金メイクの発祥は、台湾のモデル欧阳娜娜(オーヤン・ナナ)。女優、チェリストとしても活躍する彼女が、2021年のイベントに登場した際のメイクが「ゴージャスお嬢様スタイルで美しすぎる」として話題になった。
日本での「千金メイク」の火付け役は、スタイリストの小田切ヒロ氏。自身のYoutubeチャンネルで「次に流行る中華系メイクはコレ!」と紹介し「キレイ!」「ゴージャス!」と話題を集めた。

 

「千金メイク」の活用例

「わ、今日のメイクめっちゃゴージャスじゃない?」
「ゴールド系のパウダー使って中華系ではやってる千金メイクにしてみたんだ~。ちょっとお嬢様っぽくていいでしょ?」
「派手めだけど上品でいいね!」

中華メイク(ちゅうかめいく)

甜妹メイク(てんめいめいく)

白湯メイク(ぱいたんめいく)

チャイボーグ(ちゃいぼーぐ)

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