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「アーニャ語」(あーにゃご)とは、人気マンガ『SPY×FAMILY』のキャラクター、アーニャ・フォージャーの言葉遣いから生まれた独特の名セリフのこと。
由来はそのまま『SPY×FAMILY』の主人公のひとり、アーニャから。
「黄昏」のコードネームを持つスパイ「ロイド」は家庭を持つ普通の男性を装うために、孤児院からひとりの少女を偽の娘として引き取った。それがアーニャである。彼女は一見普通の少女のように見えるが、実はとある研究施設の実験体であり、人の心を読むことができるテレパシー能力者である。
複雑な生い立ちのせいか「6歳の子を引き取りたい」と言ったロイドに引き取られるため、サバを読んで(実年齢は当時4~5歳と思われる)背伸びをしているせいか、幼児語と古風な言い回しの混ざった言葉遣いをしている。
テンプレ的な幼児語とはややズレた、その独特のセリフ回しが「アーニャらしくてかわいい」と人気を呼び、「アーニャ語」としてネット上で広く使われるようになった。
『SPY×FAMILY』の公式LINEスタンプでも、独特の語彙を使ったかわいいスタンプが配信されている。
主な語録は以下。偽両親であるロイドとヨルを「ちち」「はは」と呼ぶほか敬語を中心に発音がこんがらがった「アーニャ語」化している。
・あざざます⇒ありがとうございます
・だいじょうぶます⇒だいじょうぶです
・よろろすおねがいするます⇒よろしくおねがいします
・おでけけ⇒おでかけ
・がんばるます⇒がんばります
・だいじょばない⇒大丈夫ではない
・おはやいます⇒おはようございます
・オーキードーキー!⇒了解
・くそながい⇒すごく長い
語録の中には、言い間違えではなく軍などで作戦遂行時に使われる言い回しも含まれているが、これはスパイモノのアニメの大ファンだからと思われる。
ちなみに「ごめんなさい」だけはアーニャ語化していない。
▼使用例
「遠征のおみやげあるよ~」
「イベントグッズ、私のぶんまで買ってきてくれてあざざます! 仕事忙しすぎて諦めてたら、マジで助かるわ」
「来月のイベントは一緒に行こうよ」
「そのころには仕事が片付くよう、がんばるます!」
「いえ~い、一緒におでけけ、おでけけ!」
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