広告をスキップ
numan用語集「クレーマー」

クレーマー(くれーまー)

「クレーマー」の意味

「クレーマー」(くれーまー)とは、商品やサービスなどに対して不満や不平を持ち、それらのフラストレーションを店舗やサービス提供者に対して、非常に激しく主張するという特徴をもつ。
主に国内で使用される一応は非公式な表現であり、一般的には「クレームをつける人」や「不満を持ちつつ、それを騒ぎ立てる人」という意味で使われる。非公式とはいえ接客業ほかで幅広く使われ、多くの人に認知されている表現でもある。

クレーマーの特徴には、次のようなものがある。

(1)過剰な要求
クレーマーは、小さな問題や誤りに対しても、極端な要求や期待を持つことがある。例えば、軽微なサービスのミスに対して、全額返金を要求する、などのケースがしばしば見られる。

(2)積極的な苦情
クレーマーは積極的に不満を口にし、しばしば怒りや不機嫌を表現することがある。これは、店舗やサービス提供者との対立を引き起こすことがしばしばある。

(3)騒ぎ立てる
クレーマーは、不満を解決するために大声で主張し、他の客や従業員に迷惑をかけることがある。

(4)妥協を許さない
クレーマーが店舗やサービス提供者に対してしばしば過度な要求を突き付ける場合、妥協を許さないことが珍しくない。

一方で、クレーマーとされる人々の中には、「正当」である不満を持っていて、サービス提供者が対応しないため、不満を解決するための正当手段としてクレーム行動を取る、という考えもある。また、SNSを通して不満を表明し、広くユーザーや世間に知られることを試みるケースがある。これによって、事業者は負の評判を負うことがある。

「クレーマー」の由来・語源

「クレーマー」は前述のとおり日本における造語であるが、英語の「claim(クレーム)」に人を表す「er」を付けて日本語化したものだと推測される。ちなみに、claimの本来の意味は「要求する」「主張する「支払い請求をする」」「断言する」などであるが、日本語ではおおむね「苦情」と理解されている。

クレーマーの存在は事業者にとって課題となる一方で、正当な不満を持つ顧客も存在する。
事業者はクレーマーとの対応において、冷静さ、礼儀正しさ、公平さを保つことが求められる。一方でクレーム対応のガイドラインを持つことや、改善策を実行に移すことも重要であり、「クレーマー」との付き合い方は容易ではない、とおおむね考えられている。

 

「クレーマー」の活用

友人A「さっきのレストランでのディナー、どうだった?」
友人B「料理はおいしかったけど、隣のテーブルにいたクレーマーが騒ぎ立ててて、雰囲気が台なしになったよ」

同僚A「昨日、お客様からの苦情の電話があったよ」
同僚B「またクレーマーか。何が問題だったの?」

家族A「今日のショッピング、楽しかった?」
家族B「うーん、いいけど、レジでクレーマーが店員に怒鳴り散らしていて、気分が悪くなったよ」

店員A「店長はクレーマーに対処するのが上手いな」
店員B「クレーマーを落ち着かせて、解決策を見つけるのが上手いんだ」

numan用語集

声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

オタ腐★幾星霜