それってサシャのこと?『進撃の巨人』4期第61話、ライナーの思い出話が不気味…なのか?あのキャラに似たモブも

TVアニメ『進撃の巨人 The Final Season』(Season4)第61話「闇夜の列車」では、中東連合との戦争から帰還したマーレのエルディア人部隊が描かれました。

勝利の喜びと巨人による支配の衰退がどちらも伝わってくる中、周囲とは雰囲気の違うライナーの言動に注目が集まります。さらにチラッと映った人物に対して「もしかしてあのキャラクターでは……」と考察する視聴者も?

アニメの演出が「いい意味で不気味」

『進撃の巨人 The Final Season』はキービジュアル発表当時から『Season 3』までとはガラッと変わった空気感が話題になりました。エレンやミカサといったおなじみのキャラクターは登場せず、“壁の外”である大国マーレを舞台に、ファルコやガビなど戦士候補生の生活が描かれます。

そんな中、前シリーズから共通するキャラクターのひとりがライナー。“壁の中”であるパラディ島に5年間潜入し、エレンたちとともに訓練兵団時代を過ごしました。

「パラディ島には悪魔がいる」と語る親族に対しライナーは「残虐非道な奴らだった」と肯定。しかし「入隊式の最中、突然芋を食いだした」、「便所に入るなりどっちを出しに来たのか忘れる馬鹿」など、語っている内容は悪魔らしさをそれほど感じさせないものばかり。

「芋のくだりは、サシャの話をしているのでは」、「馬鹿ってコニーのことか」、「いつの間にか思い出話にひたっているライナーがかわいい」など、前作を知る視聴者にとってはほほえましいエピソードです。

「いろんな奴らがいた」と語るライナーですが、親族は気味悪そうな表情を浮かべます。マーレの人々にとって、パラディ島の住人は全員等しく悪魔でしかありません。
「原作とは違ってライナーの回想シーンに具体的な絵がなかったから、より不気味に感じた」、「ガビたちの視点がよくわかって、ライナーの立場がつらい」など、アニメならではの演出に納得する視聴者もいました。

その後、屋根の上から誰かが飛び降りるシーンが一瞬だけ登場。「ライナーが飛び降りたのか?」、「原作にはないシーンだから驚いた」、「ライナーだとしてもそうじゃなくても不穏」と、意味深な演出に注目が集まりました。

モブがエレンに似ている?

『進撃の巨人 The Final Season』では、モブに注目する視聴者も。第60話「海の向こう側」ラストで登場した新聞を読む通行人が「もしかしてジャン?」と話題になっていました。

今回も心的外傷を負ったエルディア人の中に黒髪の人物が。長い髪や包帯で顔が覆われているため表情はほとんど見えないものの、「『Season 3』ラストで髪が伸びたエレンに似ている」と目を付ける視聴者も見られました。

『The Final Season』ではまだ出番のない調査兵団たち。別作品のような雰囲気はいつまで続くのか、そしてエレンたちはどうなってしまったのか……来週の展開にも注目です。

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numan編集部

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