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佳境に向かい物語が進んでいる『ゴールデンカムイ』には、まだまだ多くの謎が。
今注目されているのは、“今後間違いなく物語の結末に関わる”と噂されている一人、鯉登音之進(CV.小西克幸さん)。
ラスボスと言われる鶴見中尉との関係は、今後どうなるのでしょう?また、尾形とのある因縁も話題を呼びました。
※コミックス未収録の内容を含みます。
※アシリパは小さい「リ」、インカラマッは小さい「ラ」が正式名称。
INDEX
そこから杉元らと旅に出た樺太編での何でもこなす有能っぷりと、人々を虜にする貴公子のオーラ、部下を守る‟熱い”一面などで人気が急上昇。今や「主人公の風格」「もっとも将来有望」という声もあがっているほどです。
しかし、‟鶴見中尉ラブ”だった鯉登少尉に見られる変化が、近年はファンをざわつかせているよう……。
さらに鶴見に絶対服従の部下・月島もそれを肯定するようなことを言いますが、鯉登は悲しむどころか「鶴見中尉スゴ~イ!」と興奮してみせます。しかし、この言動が疑惑を持たれることに。
260話では鶴見の前でも薩摩弁を忘れてしまうなど、気持ちの揺らぎを隠せなくなってきた鯉登少尉。
薩摩弁が単なるキャラの特徴でなく、このような伏線があったことに感心した人も多かったようです。
しかし、鶴見がアシリパに金塊はあくまで‟国のため”とまっすぐな目で語ったため、やはり鶴見中尉は自分たちが尊敬する通りの人物だったと一旦は安堵しますが……。
鯉登は、もしかしたら鶴見は自分たちの盗み聞きに気づき、理想の大義名分を語っただけでは?と青ざめるのです。
人生を鶴見に捧げてきた月島は、鶴見が金塊を追う目的は立派なものだと信じたいはず──そう思った鯉登は鶴見への猜疑心に蓋をして、‟大義名分”の方を信じこれからもついていくことに。
一方の月島も、鶴見から逃げるインカラマッと谷垣を鯉登の言う通り見逃したり、260話ではアシリパ奪還より敵に襲われた鯉登の救助を優先するなど、鶴見の知らないところで二人の絆は強くなっていきます。
これは今後の物語と鶴見の行く末を、大きく左右するのではないでしょうか。
『ゴールデンカムイ』では家族が健在のキャラクターは少数ですが、鯉登にはこれからも守る家族がいます。
その思いと鶴見の部下という立場がぶつかりあった時、果たしてどう出るのか……。
もし鶴見がラスボスとして鯉登たち皆を裏切る時が来るとしたら、最後は自分の正義とそばにいる人達を信じた鯉登が鶴見を討ち、そのカリスマ性で軍を率いていくという展開もあるのではないでしょうか。
尾形は昔、鶴見が仕組んだ鯉登少年の誘拐に、鶴見の部下として加担。
国に迷惑をかけまいと父・平二に見捨てられた鯉登に一瞬同情しますが、結局は平二が助けに来たため「ボンボン」と皮肉を吐きました。
両親の愛を得られなかった尾形からすれば、家庭に恵まれた鯉登を冷めた目で見るのは無理もないかもしれません。
「ボンボン」──その皮肉さえなければ、鯉登は鶴見をずっと信じていられた可能性も。
それが幸せなことか不幸なことかは、今後の展開次第でしょうか。
以前は第七師団の裏切者としての尾形を追っていた鯉登ですが、この再会のあとは‟鶴見と組んで自分をはめた人間”としての敵意が強くなったと思われます。
以前は鶴見と月島の行く末を「見届ける」と宣言しており、最終話まで生き残る可能性も充分に感じさせる鯉登少尉。
今後彼が選ぶ道から目が離せません。
(執筆:ナツキ)
https://kamuy-anime.com/bddvd/07.html
アニメ公式HP:https://www.kamuy-anime.com/
アニメ公式Twitter:@kamuy_anime
【スタッフ】
原作:野田サトル(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
チーフディレクター:すがはらしずたか
シリーズ構成:高木登
キャラクターデザイン:山川拓己
アニメーション制作:ブレインズ・ベース
製作:ゴールデンカムイ製作委員会
【キャスト】
杉元佐一:小林親弘
アシ(リ)パ:白石晴香
白石由竹:伊藤健太郎
鶴見中尉:大塚芳忠
土方歳三:中田譲治
尾形百之助:津田健次郎
谷垣源次郎:細谷佳正
牛山辰馬:乃村健次
永倉新八:菅生隆之
家永カノ:大原さやか
キロランケ:てらそままさき
インカ(ラ)マッ:能登麻美子
二階堂浩平:杉田智和
月島軍曹:竹本英史
鯉登少尉:小西克幸
【原作】
週刊ヤングジャンプ(集英社刊)連載中
原作コミックス『ゴールデンカムイ』1~28巻 発売中(集英社刊)
著:野田サトル
原作公式サイト:https://youngjump.jp/goldenkamuy/
原作公式Twitter:@kamuy_official
©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
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