numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
INDEX
大迫力のサウンドとドイツ語なども交えた歌詞で、作品の世界観をこれ以上ない程に見事に描ききったこちらの楽曲。Linked Horizonはこの楽曲で初のNHK紅白歌合戦にも出場し、アニメと併せ幅広い世代にその存在を知られることともなりました。
小さな壁の中で暮らす人々は非力で、到底自分たちの何十倍も大きな巨人には叶いません。それでもいつかこの巨人を殲滅し、人類の勝利と平和を掴むために。それを目指すエレンや調査兵団たちの気概が、主題歌にも大いに反映されていました。
その二つの要素が、これまでの『進撃の巨人』のアニメ主題歌に関する重要なポイントであったとも言えるでしょう。
巨悪であった巨人は、実は自分たちと紙一重の存在であった事。巨人の力を内包したパラディ島に住むエルディア人全体が、世界中から迫害される人種であったという事。
エレンたちの悲願であった壁の外の世界。人生で初めて目の当たりにした大海原の向こうで彼らを待ち受けていたのは、これまでの比にならないほどの苦難の連続でした。
アニメ4期1作目のオープニング主題歌となった神聖かまってちゃん『僕の戦争』には、楽曲タイトルから非常にストレートなメッセージが込められていますね。今後物語においての戦いは「僕たちの」ではなく「僕の」戦争であるという、非常にパーソナルな要素が内包されているようにも感じられます。
巨人という未知の存在との戦いが、人と人の正義のぶつかり合いという、よりリアルで現実世界にも肉迫した戦いへ。
そんな物語のテーマの変遷が、本作の主題歌にも明白に現れているのは非常に興味深い点とも言えますね。
狭い壁の中から広い世界へと舞台は広がりますが、ストーリーの本質は一般的な大義名分からよりパーソナルな、個々人のテーマへ。その対極的な変化も、作品の面白さをよりぐっと増しているポイントです。
■イントロダクション
「その巨人はいついかなる時代においても、自由を求めて進み続けた。
自由のために戦った。名は――進撃の巨人」
ついに明かされた壁の外の真実と、巨人の正体。
ここに至るまで、人類はあまりにも大きすぎる犠牲を払っていた。
それでもなお、彼らは進み続けなければならない。
壁の外にある海を、自由の象徴を、まだその目で見ていないのだから。
――やがて時は流れ、一度目の「超大型巨人」襲来から6年。
調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を敢行する。
「壁の向こうには海があって、海の向こうには自由がある。ずっとそう信じてた……」
壁の中の人類が、初めて辿り着いた海。
果てしなく広がる水平線の先にあるのは自由か、それとも……?
エレン・イェーガーの物語は、新たな局面を迎える。
■スタッフ
原作:諫山 創(別冊少年マガジン/講談社)
監督:林祐一郎
シリーズ構成:瀬古浩司
キャラクターデザイン:岸 友洋
総作画監督:新沼大祐 / 秋田学
演出チーフ:宍戸淳
エフェクト作画監督:酒井智史、古俣太一
色彩設計:大西慈
美術監督:小倉一男
画面設計:淡輪雄介
3DCG監督:奥納基 / 池田昴
撮影監督:浅川茂輝
編集:吉武将人
音響監督:三間雅文
音楽:KOHTA YAMAMOTO / 澤野弘之
音響効果:山谷尚人(サウンドボックス)
音響制作:テクノサウンド
制作:MAPPA
■キャスト
エレン・イェーガー:梶 裕貴
ミカサ・アッカーマン:石川由依
アルミン・アルレルト:井上麻里奈
コニー・スプリンガー:下野 紘
ヒストリア・レイス:三上枝織
ジャン・キルシュタイン:谷山紀章
ライナー・ブラウン:細谷佳正
ハンジ・ゾエ:朴 璐美
リヴァイ・アッカーマン:神谷浩史
ジーク・イェーガー:子安武人
ファルコ・グライス:花江夏樹
ガビ・ブラウン:佐倉綾音
ピーク・フィンガー:沼倉愛美
ポルコ・ガリアード:増田俊樹
コルト・グライス:松風雅也
■■More Information■■
The Final Season公式サイト:https://shingeki.tv/final/
公式Twitter:@anime_shingeki
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます
特集記事
ランキング
電ファミ新着記事
2024.11.15
ランキング
2022.12.17
2023.02.06
特集記事