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人々の生活を脅かす存在・悪魔。本作の主人公はそんな悪魔のひとつ「チェンソーの悪魔」であるにも関わらず、悪魔を退治するデビルハンターとして奔走する少年・デンジの活躍を描いた作品です。
2021年の完結時には今回の終幕が第1部「公安編」の簡潔であること。あわせて2022年のTVアニメ化や、続編「学園編」の連載も発表され、大勢のマンガ好きの注目を集めていました。
なぜこの作品が、ここまで大きなムーブメントを生み出しているのか。その理由として本作が「少年ジャンプらしくない作品」であることが、最たるポイントなのではないかと考えられています。
※記事の特性上、原作の内容に多少触れています。
INDEX
ですが作品を楽しむ人々を見ていると、そんな『少年ジャンプ』の印象からはやや離れた層のファンも、大勢『チェンソーマン』を楽しんでいる姿が見受けられます。
従来のマンガ好きだけではなく、カルチャーのひとつとしてマンガを愛している、下は10代から上は40~60代の大人まで。年齢を問わずそんな人々からも、本作は熱い支持を受けているのです。
元々藤本先生自身も、少年・青年マンガのみならず、アニメや洋邦を問わない映画など様々なカルチャー全般の作品を、多彩に好むことを公言しています。
それらの作品が、先生と同じようにアニメや映画、音楽などの様々なカルチャーを幅広く好む人々の目に留まり、元ネタの考察や予想などで話題が広がっていく。そんなムーブメントによって人気が高まっていったことが、『チェンソーマン』のひとつ大きな特徴なのかもしれません。
そんな本作のまとう、どこか日本のマンガ離れした独特のムード。それがもしかしたら海外のファンにとっては、どこか馴染みやすさを感じさせているのかもしれませんね。
もちろん、『チェンソーマン』が盛り上がってくるのはまだまだこれから。ぜひあなたの気になったポイントから、大勢のマンガ好き&カルチャー好きを魅了する本作の世界を、存分に楽しみましょう。
(執筆:曽我美なつめ)
【放送情報】
2022年10月 11日(火)24:00よりテレビ東京系6局ネットにて放送開始
(テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送)
※放送日時は変更の可能性がございます
【配信情報】
2022年10月11日(火)25:00よりPrime Videoにて最速配信
2022年10月12日(水)25:00より各プラットフォームにて見逃し配信
※配信情報の詳細は公式サイトをご覧ください。
【スタッフ】
原作:藤本タツキ(集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督:中山 竜
脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:杉山和隆
アクションディレクター:吉原達矢
チーフ演出:中園真登
悪魔デザイン:押山清高
美術監督:竹田悠介
色彩設計:中野尚美
撮影監修:宮原洋平
音楽:牛尾憲輔
オープニング・テーマ:米津玄師「KICK BACK」
挿入歌:マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」
エンディング・テーマ:
ano「ちゅ、多様性。」
Eve「ファイトソング」
Aimer「Deep down」
Kanaria「大脳的なランデブー」
syudou「インザバックルーム」
女王蜂「バイオレンス」
ずっと真夜中でいいのに。「残機」
TK from 凛として時雨「first death」
TOOBOE「錠剤」
Vaundy「CHAINSAW BLOOD」
PEOPLE 1「DOGLAND」
マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」
アニメーションプロデューサー:瀬下恵介
制作:MAPPA
【キャスト】
デンジ:戸谷菊之介
ポチタ:井澤詩織
マキマ:楠木ともり
早川アキ:坂田将吾
パワー:ファイルーズあい
姫野:伊瀬茉莉也
東山コベニ:高橋花林
荒井ヒロカズ:八代 拓
岸辺:津田健次郎
©藤本タツキ/集英社・MAPPA
【原作情報】
第二部「少年ジャンプ+」にて連載中! コミックス1~11巻発売中! 待望の最新刊・12巻は10月4日発売!
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