ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』宮野真守の“上司っぷり“が熱かった…名言だらけの最終回

たくみは「自分はゴローさん（みやこ）には釣り合わない」と思い込んでいて、みやこが出ていったことに落ち込むものの、その理由には見当すらつかない様子。

そんなたくみに気づき、一番に叱咤激励したのは、たくみの恋をはじめからずっと見守っていた人物……ほかでもない大仁田店長（宮野真守さん）でした。

これまでの『ゆうたの』では、顔芸やアドリブのインパクトで視聴者をめいっぱい楽しませてくれた大仁田店長こと宮野さんですが、最終回の“上司っぷり”は、もう最高に素敵だったんです！

ズバリ理由を指摘され、豪快に飲み物を口から吹き出すたくみに対しては「相変わらずわかりやすいなあ～！『ドラクエXの冒険ガイド』か君は!!」と、マモちゃんお得意のアドリブでツッコみ炸裂。これは逆にわかりにくいっ!?

ところが「絶対にフラレます……」とたくみが弱気な一言を口に出した途端、いつものおちゃらけを封印してたくみを一喝！

「絶対にうまくいく保証がないと戦えないのか!?　そんな戦い、勇者がするか？」
「それに大事なのは、君が彼女のことを、好きかどうかだろ？」

この名ゼリフの直後、ベロベロに泥酔した外山（ゆうたろうさん）が身につけていた下着を全部脱ぎ捨ててしまい「外山くんの外山くんが外にィイィ～！」といつもの宮野さんらしく悲鳴をあげて、大仁田店長のかっこいいシーンは一瞬で終わってしまうのですが（笑）。

駅へ向かう道すがら、たくみはゲームの世界ではなく現実の世界で戦う覚悟を決め、『ドラゴンクエストシリーズ』に登場する伝説の勇者ロトの“装備”を受け取ります。

そして最後に『ロトの剣』を渡すのは、大仁田店長！

「大事なのは君が彼女のことを好きかどうかだろ」……みやこのことが好きだという気持ちを武器にして、たくみが勇者になる瞬間。その武器を授けたのはやっぱり大仁田店長で、ものすごく胸が熱くなってしまいました。

とてもそんなふうには思えないほど、物語の中でのたくみとの関係はすっかり出来上がっていたように感じました。

■スタッフ
＜監督＞田口清隆
＜脚本＞吹原幸太
＜制作＞ダブル・フィールド
＜製作＞「ゆうたの」製作委員会・MBS
＜原作＞
金田一蓮十郎（掲載　「ヤングガンガン」 スクウェア・エニックス刊）
スクウェア・エニックス（ドラゴンクエストX　オンライン）

ＭＢＳ（毎日放送）：2019年1月6日(日)放送開始
毎週日曜深夜0：50～

ＴＢＳ（TBSテレビ）：2019年1月8日(火)放送開始
毎週火曜深夜1：28～

ほか公式サイトにてチェック！
※放送日時は変更になる場合があります。

＜ネット配信＞
U-NEXT（独占配信）
2019年1月9日(水)12：00より

（C）金田一蓮十郎／SQUARE ENIX
（C）ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
（C）「ゆうたの」製作委員会・MBS