『ONE PIECE』ジョイボーイが確定？カイドウの言葉は伏線なのか【第1043話考察①】

ジョイボーイが確定なのか？　なぜこのタイミングで現れたのか？　その引き金は一体……。白熱する考察をお届けします。

※記事の性質上、本編の内容に触れています。

そんな中で、象主（ズニーシャ）がとんでもないセリフを口にします。「ジョイボーイが…！！　帰って来た！！！」と。
さらには“にかっ！”と笑うルフィの口元が映し出される、意味深すぎる1コマがラストを飾りました。

その姿や人物像こそ謎ですが、いまや『ONE PIECE』の根幹に関わる超重要キャラとして予想考察が飛び交い、読者を騒がせる存在。
中でもジョイボーイ＝ルフィだという説を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

今回象主が叫んだジョイボーイの帰還と同時に、倒れていたはずのルフィが笑っていたというのは、もはやルフィがジョイボーイで確定した瞬間と言っても過言ではないように思われます。

今回ジョイボーイの帰還と同時に笑ったルフィには、わざわざ“にかっ！”という擬音が……。
ただの偶然とも捉えられますが、「ルフィ＝ジョイボーイ＝太陽の神ニカ」の図が成り立つ可能性も高まってきたのではないでしょうか。

それはルフィの“死”ではないかと噂されています。
これはルフィの“声”が消え死に至ったことにより、ルフィの体内にジョイボーイが覚醒、または憑依したのではないかという意見。

カイドウはルフィに「お前も…“ジョイボーイ”には……なれなかったか……！！」、キングに「まだそう思ってんのか？キング……！！　おれが”ジョイボーイ”だと！！」と言ったことがあり、なんだかジョイボーイ事情に詳しい様子を見せていました。

カイドウは趣味で自殺していたのではなく、ジョイボーイの覚醒を目指して死ぬことを幾度も試みていた……という伏線だったのかもしれません。

ゴムゴムの実も政府の船が護送するほどの重要アイテムだったとして再注目されていますよね。
少し前の第1037話でも、「過去何百年も“覚醒”することなどなかった」「「世界政府」は……！！わざわざあの“悪魔の実”にもう一つの名を与えた」と五老星がゴムゴムの実について話していると思われるようなシーンがありました。

過去何百年も“覚醒”することなどなかったというその実がゴムゴムの実だとしたら……。ついに覚醒し、ルフィがジョイボーイと化したのではという考え方も多く見られています。

先述した五老星の話していたもう一つの名を与えられた“悪魔の実”というのはゴムゴムの実ではなく、この麦わら帽子に仕込まれている別の実で、覚醒することでジョイボーイが帰ってきたという見方もあるよう。

ルフィのジョイボーイ覚醒にあたって「ルフィはルフィであってほしい」という切実な声もたくさん寄せられています。次回、ルフィがどう動き出すのか……予想のつかない展開、必読必至です！

（執筆：まりも）