『ダイの大冒険』第63話、ポップの苦悩が刺さる…マトリフの“デレ”に救われた「最高の師匠だよ！」「あったけえ」

いっぽうポップは、いまだ光る気配のないしるしに焦りが募り、どんどん自分を追い込んでしまいます。そんなポップが無意識のうちに飛んだ先は、ほかでもない師匠・マトリフのもとでした。

ポップの苦悩と、弟子を思う師匠の心に感動の声があがった今回。貴重なマトリフの“デレ”も話題に！？
そんな63話をSNSの声とともに振り返ります。

そんなポップの姿に「自分にベタンかけてたのかポップ…」「アニメでみるとポップの追い詰められ感が増幅して辛い」「人間の自分自身にドラゴンが圧死するベタン発動とかやべぇことしやがる…」「久々のベタンの出番が自分を痛めつけるなんて使い道悲しすぎるでしょ」と視聴者からも悲痛な声が……。

SNSには「自分や自分の境遇をせめないであげてほしい」「みんなそれぞれ自分だけがみんなと違う！ってあるんだよ」「いや、みんなと違うレベルで天才なんだ」とポップを励ます声が続出。

そんなポップの言葉を聞いてマトリフは「うれしい」と笑い、「マトリフのしるし」があればとっくにくれてやってる、と満面の笑みを浮かべるのでした。

いっぽうポップは「しるし」という言葉に思わず反応して表情をこわばらせ、「自分でなんとかする」と立ち去ろうとしますが……。
そんなポップにマトリフが「最後のアドバイス」としてこんなふうに言うのです。

このマトリフからポップへの言葉に「涙なくしては見れん」「笑顔で自慢の弟子だ！って言うマトリフがかっこよくて素敵な師匠なんだよ〜！」「図らずもポップが1番欲しかった言葉をくれる師匠最高ですわ」と、号泣する視聴者が続出。

ポップに対しては内心では評価しつつも表向きにはずっと辛辣だったマトリフ。
ここへ来てポップの苦悩に気づき、マトリフだからこそ言える真っ直ぐな台詞でポップの背を押す……最高の師弟関係に涙してしまいました。

その魂の力に応じて、アバンのしるしは真っ白な「正義の光」を放ち、見事レオナはミナカトールを習得、破邪の洞窟を脱出するのでした。

そんなダイのもとをロン・ベルクが訪れ、修復を終えたダイの剣を届けます。剣は、ダイの呼びかけに呼応するように刀身を現し、強い光を放つのでした。

「ポップの焦りが伝わる」「新必殺技を編み出したダイと、ミナカトールを習得したレオナ達、それに対して証が光らないポップの対比がエグい。胸が締め付けられちゃうね」「ダイは新必殺技を得て、ダイの剣も戻ってきたけど。ポップは未だ…完全にどん詰まりですな」など、複雑な気持ちを抱く人も多かったよう。

ポップが早く乗り越えられることを願うばかりです。

（執筆：森本マリ）