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2017年の1作目は興行収入11億円と言われており、邦画の興行収入としては「黒字」というラインを超えていますが、大量のCGが使われ、イタリアロケも敢行された同作の製作費がいくらかかったのか、トータルでペイできたのかは不明です。
INDEX
春秋戦国時代末期、中華七国が覇権争いをしている時代のバトルモノを描くにあたって、『GANTZ』『アイアムアヒーロー』『いぬやしき』など、日本映画では難しいスケール観の作品を数々手掛けてきた佐藤信介監督がメガホンを取り、山﨑賢人さんはじめ豪華キャストが終結。
福田監督はその期待に見事応え、2017年の1作目『銀魂』で興行収入38.4億円の大ヒットを記録、1年後すぐに作られた2作目『銀魂2 掟は破るためにこそある』でもほぼそん色のない37億円という結果を残しました。
それでいて、細かい名ゼリフ、名シーン、一コマ一コマの見せ場まで忠実に再現するという丁寧さで、初見の人でも楽しめる間口の広さとコアなファンを満足させるクオリティを見事両立させました。
その要因は、まず主人公・緋村剣心役の佐藤健さんの他に考えられないレベルでのハマりぶり、彼の圧倒的身体能力から繰り広げられるハイレベルな剣戟、その他キャストの熱演、監督・スタッフの脚本から、衣装・美術までのこだわりなど多岐にわたります。
主人公・綾瀬千早を演じた広瀬すずさんは最初の2作撮影時にはまだ高校生、そのフレッシュさと元気さと高い演技力、そして確かな身体能力で競技カルタの天才ヒロインを見事体現。
矢本悠馬さん、上白石萌音さん、森永悠希さんら脇のキャストの再現度、そして圧倒的強者役で登場する松岡茉優さん、賀来賢人さんの存在感も見逃せません。スポーツ映画としても試合の勝敗のロジックを丁寧に描いており、細部に制作陣のこだわりが詰まったスポーツ青春映画の傑作シリーズです。
(執筆:今泉)
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