『ダイの大冒険』第59話、下野紘の"叫び"にあのキャラを思い出す!?「汚い高音が上手いw」「活かされてる」

『ダイの大冒険』第59話は「生存者たち」。海に落ちたポップたちが流れ着いたのは、奇しくもレオナたちがいる対魔王軍レジスタンスの拠点の近くでした。

新キャラクターに加え懐かしのあのニセ勇者一行の登場もあり、勇者・でろりんを務める下野紘さんの演技があのアニメを思い出すと話題に!?
物語の新たな局面を迎えつつある59話を、SNSの声とともにふり返ります!

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ公式サイトより

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ公式サイトより

ニセ勇者役・下野紘の叫びにあのキャラを思い出す!?

世界各地をバーンパレスで襲撃する大魔王バーン。攻撃の凄まじさと無差別っぷりがわかるシーンに登場したのは、なんと「ニセ勇者」一行でした。
持ち前のたくましさで無事に逃げのびていたようで「ニセ勇者一行お久しぶりー!」「久しぶりの登場で即退場ww」と、その登場と退場のコミカルさを喜ぶ声が続出。

なかでもニセ勇者・でろりんを演じる下野紘さんの演技に注目が。
同じく下野さんが担当する『鬼滅の刃』善逸の声が作中で“汚い高音”と表現されていることから、でろりんの叫び声に対して「下野さんの汚い高音(ほめ言葉)がめっちゃ活かされてましたw」「汚い高音の有効活用やんか!」と反応する視聴者の声が多数見られました。

YouTube番組『ダイ好きTV#50』のなかでダイ役・種﨑敦美さんがアフレコスタジオでの裏話も紹介。

久しぶりの登場だったニセ勇者一行。そのため、種﨑さんがニセ勇者一行キャスト陣とすれ違った際には「出番があったぞー!」と叫んでいたのだとか。下野さんや日笠陽子さんらのはしゃいでいる様子が目に浮かぶようですね(笑)。

一方、ハドラー側にも注目が集まりました。

ミストバーン配下となり、媚びへつらうザボエラ。「ハドラーのバカを見限ったかいがあった」と発言、ハドラーを改造した際に黒のコアに気づいていたことを明かします。
そんなザボエラに、ミストバーンが静かに怒りを爆発!「カスが。お前ごときにハドラーをけなす資格はない!」

このシーンには「ハドラー様に敬意を払うミストバーンすこ」「ミストバーンの前でハドラー様の悪口という地雷原でタップダンスするぐらいの痛恨のミス」「ハドラー過激派ヲタクのミストバーンすき」との声が。
ミストバーンがハドラーに抱いていた尊敬や友情のような念は本物だったのだとわかる、とても熱いシーンでした。

フローラとアバンの思い出に涙…

助かりはしたものの、世界のあちこちがバーンパレスに襲撃されていることを知り、仲間も失って諦めの表情を浮かべるポップ。

そんなポップを叱咤したのは、滅亡したカール王国の女王・フローラでした。「アバンの使徒なら弱音を吐いてはいけない」と諭し、思い出の中のアバンの姿を語るフローラ。“ジタバタしかできないなら、ジタバタしましょう”と。

「フローラ様とアバン先生の思い出話好き」「アバンの事を語るシーン、まじ泣きそう」「このアバンのセリフ大好きだ」と、久々の“アバン節”に視聴者も嬉しそう。
アバンの死を悟っていても諦めない強さ、ポップとマァムを「アバンの使徒」として再起させるカリスマっぷりは、レオナの“憧れの人”というのも納得の人物です。

そしてアニメ序盤、アバンがハドラーにメガンテを仕掛ける際、一瞬脳裏によぎった女性はフローラだったんですね…!

ダイとバランの親子愛が悲しくも美しい

いっぽう、精神体となってマザードラゴンに連れ去られたダイは、自分の死と竜の騎士の終わりについて聞かされます。
しかしそこにバランの魂が登場、マザードラゴンが感知したのは自分の死であると語り、“最後の希望”であるダイを活かすよう進言するのです。

「必ずバーンを倒せ。お前にならできる」とダイを励まし、消えゆくバラン。しかしダイは「できないよ」「父さんみたいに強くない」「待って行かないで父さーん!」と泣き叫ぶのでした。

アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」 第59話予告 「生存者たち」

自然にバランを「父さん」と呼び、涙を見せる姿に「ダイが、行かないでってバランにせがむのがとても良い...」「12歳の男の子だものね」と、思わず涙する人の声が。
意識を失ったまま地上に降り立つも、涙を流しうわ言で「父さんいかないで」とつぶやく姿が切ないです……。

ポップ&マァム、自分の恋愛には疎いのに!

ポップとマァムは、フローラの言動からアバンへの想いを察し、自分たちもジタバタすると決意。さらに、ようやくダイと再開できたレオナをそっとしておくなど気を利かせますが……。

その姿にSNSには「人の恋愛に鋭い」「自身達の恋愛には鈍感で他人の恋愛には敏感なポップとマァム」「レオナは自分の気持ちをあまり出さないタイプなんで、マァムはともかくポップにまで気づかれてたとは」というツッコミが(笑)。

それぞれのキャラクターがお互いに向ける感情の本質や行方も、ダイ大の魅力のひとつだなと改めて感じます。

次回サブタイ「ダイとポップ」が秀逸すぎる…!

ヒュンケルとクロコダインは生きて魔王軍にとらわれていたことが判明。救出に向かおうにも、バーンに破れバランが去ったダイの心は癒えておらず……。

次回60話は「ダイとポップ」。このサブタイトルには「それだけで強すぎない?」「絶対神回でしょ」「字ヅラだけでヤバイ」「なんか感動した」との声が。次回への期待度MAXです!

(執筆:森本マリ)

アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」 第60話予告 「ダイとポップ」

■『ダイの大冒険』第55話、ハドラーの男泣きがツラい…バーン様のネイルは意外と可愛い「オリジナルかな?」「オシャレ」https://numan.tokyo/anime/MXdpi
■泣くでしょ…『ダイの大冒険』第54話、バランの愛情に涙腺崩壊「もう親子なんだよ」「アニオリありがとう」
https://numan.tokyo/anime/3K5o6
■アニメ『ダイの大冒険』あらすじ&感想まとめ!キャラクターの活躍を振り返り
https://numan.tokyo/anime/dmsbe

ダイの大冒険 放送情報

■原作
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(集英社「週刊少年ジャンプ」)
原作:三条陸 漫画:稲田浩司
監修:堀井雄二

■スタッフ
シリーズディレクター:唐澤和也
シリーズ構成:千葉克彦
キャラクターデザイン:宮本絵美子
美術:藤井綾香(スタジオパブロ)
音楽:林ゆうき
色彩設計:森綾
アニメーション制作:東映アニメーション

■キャスト
ダイ:種﨑敦美
ポップ:豊永利行
マァム:小松未可子
レオナ:早見沙織
アバン:櫻井孝宏
ヒュンケル:梶裕貴
クロコダイン:前野智昭
ゴメちゃん:降幡 愛
ハドラー:関智一
キルバーン:吉野裕行
ミストバーン:子安武人
バーン:土師孝也

(C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 (C)SQUARE ENIX CO., LTD.

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numan編集部

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