“人類”の意味が変わる…『進撃の巨人』4期第62話、ライナーの落差がすごい。エレンら久々の登場にも注目

TVアニメ『進撃の巨人 The Final Season』第62話「希望の扉」ではライナーが幼少期を回想。マーレ人の父と一緒に暮らしたいと願う母のため、名誉マーレ人になろうと奮闘する日々が描かれました。
ウォール・マリア破壊の裏側が明らかになるシーンでは、久しぶりにエレンたちの出番も!

巨人の視点で描く『進撃の巨人』序盤

秀でた才能はなかったものの、戦士に選ばれ名誉マーレ人になったライナー。ベルトルト、アニなどなつかしい顔ぶれも一緒です。

ベルトルト役の橋詰知久さんは「3人での過去の会話が出来て嬉しいに決まってるさ」と実況ツイート。視聴者も「久しぶりに声が聞けて嬉しい」、「待ってました!」と、残酷な物語の中にも希望を見出していました。

ウォール・マリアが破壊される前は、毎日に退屈さを感じていたエレン。今では考えられないほど平穏な時間を過ごしていました。

エレン役の梶裕貴さんは「『何か起きねぇかなぁ』なんて言えた、あの頃… 何かを得る為の、大きすぎる代償。」とツイート。その言葉通り、エレンは地獄への道を突き進むことになります。

中盤では、『進撃の巨人』第1話で起こったウォール・マリアでの事件が、巨人側の視点で描かれました。

パラディ島で作戦を成功させ帰還することが目的だったライナーたち。そのためにも、悪魔たちを守る壁はなんとしても破壊する必要があります。
「壁の外について知ると見方が変わる」、「ライナーたちにとって壁の破壊は希望だったのか」など、立体的に描かれる物語に視聴者も感嘆していました。

その後壁の中に潜入したライナーは、訓練兵団に入団。入団式でキース教官から「問おう、貴様は何しにここに来た!」と尋ねられると「人類を救うためです!」と答えました。

第2話の同シーンと比較した視聴者は「鳥肌が立った」、「ライナーの本音」、「セリフの重みが違う」とコメント。「人類」の意味合いが、序盤とはまったく違って聞こえます。

ライナーの落差が「すばらしい」

第62話には「落差がすごい」と視聴者をうならせたシーンも。訓練兵団時代、ライナーがエレンを鼓舞した場面が登場します。

どうすれば強くなれるのか、とエレンに聞かれると「ただ進み続ける」とライナーはまっすぐに答えていました。その言葉は、将来のエレンを突き動かす力となります。

しかし並行して描かれるのは、精神を消耗したライナーが銃を口に入れ、引き金に指をかける衝撃的なシーン。「ライナーが不憫すぎる」、「つらいけど名画」、「回想シーンとの落差がすばらしい」など、話題になりました。

ラストではファルコが、第61話で助けた負傷兵に胸中を打ち明けます。
強くなりたいけれどどうすればいいのかわからない、と語るファルコ。すると負傷兵は「進み続けた者にしかわからない」何かがあるはずだと断言しました。

髪で表情が隠れていた負傷兵ですが、最後は力強い片目がのぞきます。「負傷兵の表情に覚悟を感じる」、「セリフに説得力がある」、「いったい何があったのか」、「この声どこかで聞いたような……」と、視聴者からの注目を集めました。

EDのキャスト欄には久しぶりにエレンたちの名前が。前シリーズまでの『進撃の巨人』らしさを感じさせる要素が盛りだくさんの回でした。次回の放送もお楽しみに!

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numan編集部

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