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皮肉だ…『進撃の巨人』第78話、エレンとの対比が悲しい。一瞬の“ゴスロリ”ミカサにもザワッ!

TVアニメ『進撃の巨人 The Final Season』第2クールがNHK総合にて放送中。第78話「兄と弟」ではジークとエレンの対比が際立つ演出に「一方通行で悲しい」、「とんでもない皮肉」などの感想が集まりました。

また、エレンたちが見た膨大な記憶の中には、サウナシーンなど見覚えのないものも?

さらに直前に放送していたアニメ『鬼滅の刃』との共通点から、Twitterのトレンドが奇跡のコラボを果たす事態になりました。
みんなのコメントとともに注目ポイントを振り返ってみましょう。

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Seaso...

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season公式サイトより

首とボール……兄弟の心を象徴した衝撃シーン

混戦が続く中、ジークとの接触を果たそうとするエレン。しかしあと一歩のところで、ガビに首を撃ち抜かれてしまいます。

ファルコが巨人化した悲しみにくれる中でも狙いを外さなかったガビ。
視聴者もその腕前に感嘆し「感情がぐちゃぐちゃになっているはずなのに判断力がすごい」、「一撃で仕留めるなんて、どんだけ本番に強いんだ」などのコメントが見られました。

さらに印象的だったのは、エレンの首を落とさずにキャッチしようと、必死に手を伸ばすジークの姿。マーレ潜入中、エレンがジークから投げ渡されたボールを落としたシーンとは対照的です。

当時のエレンがボールを落としたのはわざと。ジークを信用せず、地ならしを起こすために利用する、という本心がにじみ出ていました。
それをわかっていながらも、最後までエレンを見捨てず首をキャッチするジーク。
視聴者からは「ジークの懸命さがエレンにとってはとんでもない皮肉」、「ジークは弟をちゃんとキャッチしていて、気持ちが一方通行で悲しい」などの感想が見られました。
さらに「想いを受け取ったかどうかを、ボールと首で表現するなんてすごい」、「2つのシーンが対になっていたなんて、アニメを見るまで気づかなかった」などのコメントも。
回想のタイミングやスローモーションを織り込んだ演出、気合いの入った作画などで、原作ファンも舌を巻く映像となっていました。

「なぜ存在しないサウナが」一瞬の記憶にザワッ

エレンとジークが接触を果たした途端、2人の脳内には膨大な記憶が流れ込んできます。
幼少期のミカサや訓練兵時代の風景、王家の記憶など見覚えのある場面が描かれますが、中には知らないシーンも。

なぜかサウナに入るライナーやリヴァイ、ゴスロリファッションのミカサ、メガネをかけたアルミンなども一瞬登場します。

予想外の演出に「一瞬サウナなかったか!?」、「遊び心見逃さないぞ?」、「突如制作スタッフと視聴者の脳内に流れた存在しないサウナの記憶」と視聴者は騒然。
実は原作コミックに掲載された現代パロディ風嘘予告『進撃のスクールカースト』のネタでした。
元ネタを知っていた原作ファンは一時停止をして確認するほど大喜び。
「MAPPAさんの感じまくる」、「シリアスなシーンでサウナシーン入れてくるの最高」、「サウナのリヴァイだ! アニメでもついに脱いでくれるとは!」、「おかしいな、ジークがサウナに入ってエレンがロウリュしてる記憶があるぞ? これが始祖の力なのか?」、「単行本ネタに草生えた」など、感想が続出しています。

あの作品と奇跡のトレンドコラボ?

主人公の首が吹き飛ぶ衝撃的なシーンだったため、「エレンの首」は放送後すぐさまTwitterトレンド入り。しかし直前に『鬼滅の刃』が放送されていたため、「エレンの首」が「鬼滅の作画」の関連ワードとして表示される事態となりました。
奇しくも『鬼滅の刃』では、鬼を倒すために首を切ろうと主人公たちが激戦をくり広げている最中。内容も相まって、奇跡的なトレンドコラボが実現しました。

両作品のファンも混乱し、「上弦の鬼より先にエレンの首が飛んだ」、「炭治郎が必死で鬼の首を切ろうとする中、エレンは首を撃ち抜かれていた」、「炭治郎が首を切ろうとしたらエレンの首が吹っ飛んできて混乱するわ!」「エレンの首も急いでくっつけたら生き返るんじゃ……って思っちゃった」などのコメントが飛び交っていました。

次回は第79話「未来の記憶」を放送予定。エレンとジークがたどり着いた“世界の真実”とは?次回も目が離せません。
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TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season 作品情報

■放送情報
TVアニメ「進撃の巨人 The Final Season」第76話「断罪」NHK総合にて2022年1月9日(日)24時5分放送開始!

■イントロダクション
「その巨人はいついかなる時代においても、自由を求めて進み続けた。
自由のために戦った。名は――進撃の巨人」
ついに明かされた壁の外の真実と、巨人の正体。
ここに至るまで、人類はあまりにも大きすぎる犠牲を払っていた。
それでもなお、彼らは進み続けなければならない。
壁の外にある海を、自由の象徴を、まだその目で見ていないのだから。
――やがて時は流れ、一度目の「超大型巨人」襲来から6年。
調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を敢行する。
「壁の向こうには海があって、海の向こうには自由がある。ずっとそう信じてた……」
壁の中の人類が、初めて辿り着いた海。
果てしなく広がる水平線の先にあるのは自由か、それとも……?
エレン・イェーガーの物語は、新たな局面を迎える。

■スタッフ
原作:諫山 創(別冊少年マガジン/講談社)
監督:林祐一郎
シリーズ構成:瀬古浩司
キャラクターデザイン:岸 友洋
総作画監督:新沼大祐 / 秋田学
演出チーフ:宍戸淳
エフェクト作画監督:酒井智史、古俣太一
色彩設計:大西慈
美術監督:小倉一男
画面設計:淡輪雄介
3DCG監督:奥納基 / 池田昴
撮影監督:浅川茂輝
編集:吉武将人
音響監督:三間雅文
音楽:KOHTA YAMAMOTO / 澤野弘之
音響効果:山谷尚人(サウンドボックス)
音響制作:テクノサウンド
制作:MAPPA

■キャスト
エレン・イェーガー:梶 裕貴
ミカサ・アッカーマン:石川由依
アルミン・アルレルト:井上麻里奈
コニー・スプリンガー:下野 紘 
ヒストリア・レイス:三上枝織
ジャン・キルシュタイン:谷山紀章
ライナー・ブラウン:細谷佳正
ハンジ・ゾエ:朴 璐美
リヴァイ・アッカーマン:神谷浩史
ジーク・イェーガー:子安武人
ファルコ・グライス:花江夏樹
ガビ・ブラウン:佐倉綾音
ピーク・フィンガー:沼倉愛美
ポルコ・ガリアード:増田俊樹
コルト・グライス:松風雅也

■■More Information■■
The Final Season公式サイト:https://shingeki.tv/final/
公式Twitter:@anime_shingeki

©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

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numan編集部

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