なぜ米津玄師はアニメ『チェンソーマン』OPにモー娘。の歌詞を引用したのか?

アニメ『チェンソーマン』(テレビ東京系)のオープニング・テーマとして、米津玄師さんの『KICK BACK』が起用されました。曲中にはモーニング娘。の歌詞が一部引用されており、その意図に気づいたファンたちは大盛り上がり。ネット上で大きな話題となっています。
アニメ『チェンソーマン』公式サイト画像 

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『チェンソーマン』になぜモー娘。?

注目すべきは、曲中の「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」というフレーズ。

じつはこの歌詞はモーニング娘。の楽曲『そうだ! We're ALIVE』から引用されたもので、詳細はモーニング娘。の生みの親・つんく♂さんの無料マガジン『つんく♂のプロデューサー視点。』(note)にて綴られています。

モーニング娘。 『そうだ!We're ALIVE』 (MV)

一見何の共通点のない両者ですが、じつは『チェンソーマン』の時代設定とモーニング娘。のデビュー年は同じ1997年。モーニング娘。は同年に『ASAYAN』(テレビ東京系)のオーディション企画から誕生し、『チェンソーマン』の時代設定については単行本9巻収録の第75話で確認できます。
加えて原作85話のタイトルは「超跳腸・胃胃肝血(ちょうちょうちょう・いいかんぢ)」。“超超超いい感じ”はモーニング娘。の楽曲『恋愛レボリューション21』にもあるフレーズで、この共通点に気づいたファンからは「米津玄師の原作解釈がえげつない」「解釈の悪魔……」といった反響が後を絶ちません。
米津さんといえば映画『シン・ウルトラマン』の主題歌でも、ファンを納得させる歌詞を披露したばかり。彼のセンスには本当驚かされますね。

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numan編集部

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