圭一くんを叱るね。『ひぐらしのなく頃に』竜宮レナの“泣ける名言”といえば?

雛見沢村で起きる‟オヤシロ様の祟り”を皮切りに、キャラクターたちが‟ループする惨劇”に立ち向かう姿を描いた『ひぐらしのなく頃に』。2006年に初めてアニメ化されてから、その恐ろしい描写​で毎回「怖すぎ!」とお茶の間に衝撃を与えてきました。

一方で実は感動的なシーンも多い本作。
そこで今回は、“トラウマ台詞”に続き、主人公・圭一の友達である竜宮レナに皆が胸を打たれた名言&名シーンをご紹介。
レナといえば、複雑な家庭環境に置かれながら一人で戦おうとする姿が反響を呼びましたが……?

TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 卒」公式サイト 画像

TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 卒」公式サイト 画像

「幸せな日々は有限なんだよね」

旧作『罪滅ぼし編』で、退屈を感じずに日々を過ごしたいとこぼす圭一。
それに対し、レナは「簡単だよ。幸せな日々が有限であることに気づけば良い」とアドバイス。
実はこの時のレナは、クラスメイトたちの知らないところで家庭に深刻な悩みを抱えていました。

それを知っていた多くの視聴者が、「この時のレナの笑みがすごく悲しそうで……」、「レナは、圭一のような普通の家庭がどれほどうらやましかっただろう」と胸を締め付けられたよう。

「幸せな日々」はアニメではあまり描写されていませんが、父親と母親と三人での幸せな時間もあったということでしょうか。

結局仲間にも助けを求めることなく、最悪の罪を犯してしまうレナ。
その前にこぼした言葉だからこそ、どれほど大きな意味があったのかを感じさせます。

「私が代わりに圭一くんを叱るね」

『綿流し編』で祭具殿に入るという禁忌を侵した圭一。村長や梨花が行方不明になったのはその祟りなのではないか?と震えます。
やっとそれを打ち明けた圭一に、レナは平手打ちをお見舞い。誰も圭一を叱らなかったと思うから自分が叱ると告げて、さらに一緒に謝りに行こうと促します。

いつもの「はう~♪」な可愛いキャラとは違うレナに、多くの人が、「学校では魅音がリーダーだけど、実は一番しっかりしてるのはレナだと思う」、「叱ったうえに一緒に謝りに行くとか、もうお母さんだよ…」と感心。

レナは上述した家庭環境の悩みにより「自分が父親を守らなければ」と強く思っていた節があるので、今のしっかりした性格もそこから来ているのかもしれません。

ちなみにレナといえば、その観察眼と推理力で「名探偵」と呼ばれることも。
可愛いだけではないギャップを沢山見ることができるキャラクターです。

「みんな、走れー!」

旧作『皆殺し編』は、雛見沢を滅しようとする組織‟山狗”に、はじめて圭一たちが一丸となって立ち向かう章。
手に汗握る攻防戦を繰り広げますが、途中で山狗の銃弾が圭一を襲い──。

リーダーの魅音も座りこみ泣きじゃくる中、レナは圭一の‟願い”をくみ取り、「みんな、走れー!」と叫びます。
それはレナにとってツラい決断でもあったはず。
仲間のピンチではいつも冷静な判断ができるレナ。しかし、今回ばかりはそのつらそうな顔が‟苦渋の決断”であることを表しており……。

「ここ鳥肌だった」、「誰かが決断しなきゃいけなかったことを、レナが言ってくれたんだよね」、「レナも圭一が大好きだったはずなのに、つらい…」と多くの人が涙することに。

最後の最後まで、絶望的な状況で皆があがき続ける姿が泣ける『皆殺し編』。
目を背けたくなる展開もありますが、その分クライマックスの『祭囃し編』では感動を感じられるでしょう。

「この世界の今日という未来は、私たち全員が勝ち取ったんだもん」

梨花が、圭一や入江のいない‟いつもと違う雛見沢”をループする、OVA『ひぐらしのなく頃に礼』。
自分はどの世界を選択すれば正解だったのか、普通はやはり試練のない楽な方を選ぶだろうか?と悩む梨花は、レナや圭一に皆ならどうするか問います。

家庭のつらいことも過去の自分の過ちも、今は試練として受け入れているというレナたち。
「この世界の今日という未来は、私たち全員が勝ち取ったんだもん」、だから試練を経験した世界の方が尊いのだと、レナは答えます。

ほかにもこの回でレナは「世界を比べるのは神様のやること」など名言を連発しており、「レナはほんと、他の人が気づかないことに気づける子」、「ループして本当はずっと年上の梨花ちゃんを納得させられるのがすごい」と、『ひぐらし』ファンをうならせました。

また、ほかの章ではつらいことがあったレナも圭一も沙都子も、「今は晴れやかな顔をしていることが嬉しい」という人も。
キャラクターひとりひとりのバックグラウンドを丁寧に描く『ひぐらし』だからこそ、言葉のひとつひとつが説得力を感じさせるのではないでしょうか。

『ひぐらしのなく頃に 業』 1巻 (KADOKAWA)画像

『ひぐらしのなく頃に 業』 1巻 (KADOKAWA)画像

via 『ひぐらしのなく頃に 業』 1巻 (KADOKAWA)
初登場した『鬼隠し編』以降、ストーリーが進むにつれどんどん知らない面を見せてくれた竜宮レナ。
7月から放送される『ひぐらしのなく頃に卒』では、どのような立ち回りをするのでしょうか。

ほかにもたくさんの名言や‟ぞっとした台詞”がある本作。
あなたの印象深い台詞は誰のどんな言葉ですか?

■嘘だッ!『ひぐらしのなく頃に』竜宮レナに恐怖を感じた‟トラウマ台詞”3選
https://numan.tokyo/anime/DTe4j

■アニメ『ひぐらしのなく頃に 業』ネタバレ感想&考察まとめ!【1話~24話(最終回)と謎/OP&ED+生放送】
https://numan.tokyo/anime/xztWJ

■『ひぐらし業』に残された3つの謎。沙都子は誰を発症させたのか、エウアの正体は…『卒』で明かされる?
https://numan.tokyo/anime/nWyrU

竜宮レナ プロフィール

竜宮レナ(りゅうぐう・れな)
CV:中原麻衣
圭一の同級生。献身的な性格で、毎朝一緒に学校に通うなど、圭一とは一番の仲良しである。「かぁいい」ものに目がなく、見つけると手当たり次第自宅に「お持ち帰り」してしまう癖がある。
「かぁいい」モードに入ったレナには一切の物理法則が通用せず、手に負えない。
(公式サイトより引用)

誕生日:7月28日
星座:しし座
血液型 :O型
本名:竜宮礼奈
口癖:「かな?かな?」「だよ?だよ?」「はぅー」など。

IMAGE

numan編集部

声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

オタ腐★幾星霜