『るろうに剣心』は革命だった。切なさに惹かれる…【90年代“少年ジャンプ”を振り返る】

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『るろうに剣心』は革命だった。切なさに惹かれる…【90年代“少年ジャンプ”を振り返る】
数々の名作を生み出した『週刊少年ジャンプ』。特に90年代に連載されていたコミックに多大な影響を受けた人は多いよう。そこでコダワリ女子に人気の高いコミックを振り返ります。第3回目は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』!
数々の名作が世代を超えて受け継がれ、2018年には創刊50周年を迎えた『週刊少年ジャンプ』
既に完結した名作の中から、お家で一気見したくなるおすすめ作品をコダワリ女子たちに聞いてみました。

1990年代に完結しアニメ化もされた作品を4回に分けてご紹介。
第3弾の今回は和月伸宏先生の代表作、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(るろうにけんしん-めいじけんかくろまんたん-)です。

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廃刀令の時代に生きる男たち『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』

著:和月伸宏/連載:1994~1999年

<物語>
かつて「人斬り抜刀斎」として恐れられた緋村剣心が神谷薫などさまざまな人物との出会い・敵との戦いを通して、明治時代を生きていく様を描いた物語(通称:るろ剣)。
2012年&2014年、佐藤健主演で実写映画化(2020年7月&8月に最終章が公開予定)
実は『るろうに剣心』の連載開始前、「ジャンプで歴史ものはヒットしない」と言われていたとか。
しかし、やはり歴史ものだからこそのストーリーに惹かれた人が多かったようです。

「斎藤一とか大久保利通とか、史実の人物が出てくるのが熱い。子どもが憧れる“渋かっこよさ”がありました。
幕末の因縁の相手と明治時代になってから再会する、っていう展開もたまりません」

「幕末では刀で国を守っていたのに、明治時代になると刀が禁止されて……るろ剣は時代の変化もひとつのテーマ。
特に『悪・即・斬』の信念を持つ斎藤一と、『不殺』の道に進んだ剣心の違いが象徴しているかなと。
男のロマンや切なさを感じます」
明治9年に施行された廃刀令に対しては武士たちによる反乱がいくつも起きており、やはり武士の魂ともいえる刀を国に否定されることは、相当やるせなかったと推察されます。

刀をモチーフにしながら、あえて舞台を文明の進んだ明治時代にしたこと、大人の剣心を主人公にしたことも、『るろうに剣心』をより深みのある作品にしたと言えるでしょう。

また、多くの女子を熱狂させたもうひとつの理由、それは魅力あふれるキャラクターたちです。

剣心のギャップ、敵キャラのカリスマ性で読者を虜に

なかでもダントツで支持されているキャラクターはもちろんこの人。やっぱり主人公・剣心の人気が圧倒的。

「いつもはぽやっとしてる剣心が、刀を持つと目つきが変わって別人になるのがかっこいい!
剣心の『おろ?』『ござるよ』が友達の間で口グセでした(笑)」

「重い過去を背負っている剣心だからこそ、『時代を創るのは「刀」ではなく、それを扱う「人」』など、一つ一つの言葉が深い。
しかも、その過去を普段は匂わせないところが大人の男だな……と思います」
一方、『るろうに剣心』は敵キャラにもファンが多いのです。
特に注目すべきは、『京都編』で登場した剣心の宿敵・志々雄真実(ししお まこと)とその配下・瀬田宗次郎(せた そうじろう)
「志々雄ほどカリスマ性のある悪役はいないでしょう!
全身包帯っていう姿もインパクト大でしたが、地獄への去り際までかっこよくて。
自分の中で伝説の悪役です」

「宗次郎が笑顔と敬語で剣心を追い詰めていくところに胸キュン。
童顔なのに強いっていうギャップや、志々雄を慕っているのに剣心の言葉に心を乱されてしまう素直さも好きです」


『京都編』は特に人気のエピソードで、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』の前後編で実写映画化も!
佐藤健さんが剣心を、藤原竜也さんが志々雄を、神木隆之介さんが宗次郎を演じ話題になりました。
また、好戦的な目をした神木隆之介さんに胸キュンした女子も多かったようです。
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