小野賢章ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る』第1話 腐女子とゲイは"気持ち悪い"ものなの?

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紗枝の想い「好き勝手に好きだって言える時間が1番好きだな」

そして、紗枝の印象的だったシーンのひとつは、自分が好きなものを否定された過去への想い。

水族館からの帰り、バスの中で純の好きなものを聞き出そうとする紗枝。最初は「別にない」と言っていた純ですが、「音楽とか?」と水を向けられた純は、QUEENについて語り始めます。

ストーリー性の強さ、音で物語を表現してる世界観……それは、純が“この社会に生まれたことが苦しくて苦しくてどうしようもないときに救ってくれた”楽曲。イヤホンを2人で半分こにして「Good Old-Fashoned Lover Boy」を聴きながら「純粋に、好きなんだ」とはにかんだように言う純に、紗枝は「好きなものあるじゃん」と笑いかけるのです。

「好きなものを好き勝手に、好きだって言える時間が1番好きだな」
実際のゲイである純をBLイベントに連れ回し、妄想に付き合わせ、まさに「好きなものを好き勝手に」好きだと言っている紗枝。

それは、純がゲイであることを知っている視聴者からすれば目に余る行動ですが、純にとっては、ありのままの自分をさらけ出している紗枝の姿がきっとまぶしくうらやましいものに映ったでしょう。

そんな紗枝にも、腐女子であることを必死に隠す理由がありました。それは中学時代、腐女子であることがクラスメイトにバレてしまい、友だちがひとりもいなくなった過去。

学校では腐女子であることを隠して生活している紗枝にとっても「好きなものを好き勝手に好きだと言う」ことを許してくれる相手はきっと貴重。だからこそ、こうして偶然に出会った純の存在は、とても特別なのかもしれません。

純に惹かれていく紗枝、第2話はどうなる?

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