numan編集部
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隠れオタとして日々生活しつつも、吉田さんの影響でオタ活を充実させていく叶。一方でオタクに世間の目は甘くない、様々な厳しい現実がある……という側面も突き付けられた第3話でした。
というわけで、第4話の放送を前にそんな『トクサツガガガ』第3話を名言とともにふり返ります♪
INDEX
「どうしても生の感想を言いたいし聞きたくて!」
「その気持ちわかります!」
今週も気合入りまくりの特撮シーンをスマホでふり返りながら次々にセロトルの感想を述べる叶。それに対して「ウンウンウンそういうのもっとください!!」と大興奮する吉田さんの表情にも思わず笑ってしまいます。
相手の解釈を聞いて興奮するというのは、オタクあるあるですね(笑)。
叶はイケメン俳優「泰風良太(本田剛文さん / BOYS AND MEN)」に夢中になっているユキちゃん(武田玲奈さん)に、泰風良太の隠れた出演作・特撮作品『ストレンジャーV』を貸すことを決意しました。
「まずはワンクール分貸して様子をみましょう」
「あとほかにユキちゃんさんが好きなものは? 知らないじゃ困るんですよ」
「いいですか、仲村さん? 仲間づくりは……“狩り”です」
「リアルってのはさ~、オタクたちから容赦なくお金と時間を奪い取っていくんだよ」と語る叶に対し、ダミアンは「ボクの塾と一緒だね」「なんか……リアルってまるで怪人だね」とポツリ。
会社の飲み会で、北代さん(木南 晴夏さん)から「ゴチャゴチャおもちゃみたいなのを集めてる」「痛々しい」と暗にオタク非難されてしまった叶は、よりによってヒーローショーの現場で北代さんに遭遇!
「ああいうのにいい年してはしゃいでて、見苦しいとか考えたことないの?」
厳しい言葉を発する北代さんに対し、叶は思わず「好きなものに年とか性別とか関係ないと思う」と反論しますが……。
そう、北代さんにピシャリと言われてしまいました。
上記の叶の言葉は、第2話で吉田さんが任侠さんにかけた言葉でもあります。すべてのオタクにとって「好きなものはいつまでも好きでいたい」のは本音ですが……。
一方で、北代さんの言葉のように「でも周りはそうは思っていない」という認識は、特に隠れオタならば常々心の端にちらついてしまうもの。さんざん母に抑圧されてきた叶だって、そんなことはわかっている……それだけに辛いシーンでした。
塾へ向かう自分を奮い立たせるために、地下鉄の通路を『ジュウショウワン』の秘密基地に見立てているというのです。
「なんか、塾の日はさ、塾の明かりが見えるともう帰りたくなっちゃうんだ」
「でも、この通路を通ると、塾の行くのがちょっとだけ楽しくなるんだ!」
「バカみたいってわかってる」、それでも大好きな特撮が自分に“怪人のようなリアル”に立ち向かう勇気をくれる。
そうやって自分の嫌なものと向き合おうとしているダミアンの姿に胸を打たれた叶も、北代さんと向き合う決意をするのでした。
ヒーローショーでの握手会をためらう叶への「今のヒーローは今しか会えないんですよ」「いつでも会えたことが本当に夢のような時間だったんだなぁって思うんです」という吉田さんの言葉や、「オタクはすぐに話を脱線する!」がグサリと胸に刺さった人もいるのでは?
オタクならではのわかりみが深すぎる『トクサツガガガ』、第4話は今夜放送。テレビの前で、正座待機です!
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