2020年隠れたヒット作!“SNS炎上系”がウケてる理由『凪のお暇』からの流れも?

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2020年隠れたヒット作!“SNS炎上系”がウケてる理由『凪のお暇』からの流れも?
平成から令和へ。マンガのヒットの裏にはとってもおもしろい時代背景がありました! 「ビビビッ!」と来たならこの機会にぜひ、今回紹介する作品に手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
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2020年は“イケオジ”がブームの予感?プロ書店員に理由とオススメ作品を聞いた【津田健次郎の裏話も!】
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『タイバニ』に続く"イケオジ"作品はどれ?プロ書店員のオススメ4選 スパダリに極道、BLまで

今回は番外編! 第3回は、電子書籍サイトBookLive!さんと、書店員・すず木さん、そしてマーケティング担当・えい子さんの協力のもと『2020年にヒットしそうな女性向け “新ジャンル”』をお伺いした際に、大変興味深いこぼれ話が登場したのでご紹介します!

ちょっと過激でスキャンダラスな作品が、今人気急上昇中ということですが……?

今、SNSの“あるある”エピソード作品が急増中なワケ

最近、ネット広告などで女性の炎上系マンガ(例:『SNSに溺れる女たち~炎上女図鑑~』青咲るそう・小川まるに・縛・ほの香・美山薫子・廻/NINO)をよく見かけます。

キャッチーな見出しに誘われつつ、怖いもの見たさでついついクリックしてしまうなんてことも(笑)。
これって悩みや人間関係のストレスを抱える現代女性が多いゆえなのでしょうか?

#パクリ女の末路【SNSに溺れる女たち】画像

#パクリ女の末路【SNSに溺れる女たち】

「非日常なスキャンダルというよりは、身近にありそうな“SNSのあるあるエピソード”をテーマに、人間関係を描くことで、『ストレス発散になる』『分かる!』といった声を若い世代の女性読者からいただくことが多いです」(BookLive!マーケティング担当・えい子さん/以下同)

なるほど。自分たちが経験しそうな問題を作中で解決し、「スカッと」する快感を味わえるとなると人気なのも肯けます。

SNSが基盤となるエピソードだからこそ、振り戻ってSNS上でシェアされ、更なる知名度拡大につながったという感じでしょうか。

『凪のお暇』1巻 画像

『凪のお暇』1巻 

トレンドの移り変わりが激しいSNSを利用する女性には、おもしろいエピソードの引き出しが無限にありそうです。

「現在、そういったエピソードをもとに『BookLive!』オリジナルのオムニバスストーリーを制作しています。
Twitter、Instagram、facebookを使いこなすような女性が楽しめるよう、SNSを使っている読者の声を取り入れて作品制作に反映しているので、共感が高く、読みたい作品を提供できているのかなと思っています」

また、書店員・すず木さんからは「2019年くらいから『凪のお暇』(コナリミサト/秋田書店)など、女性が苦境からのし上がっていく……、自分自身のアイデンティティを取り戻すといった物語が人気になってきました」とのお話しも。

“女性が前向きに生きていく”という意識変動の時代の流れに、うまく乗ったこともヒットの後押しにつながったわけですね。

女性の声を徹底分析したシリーズも

「女性読者の声を取り入れた他事例ですと、『SNSに溺れる女たち』シリーズ以外にも、今年2月に配信が始まったBookLiveオリジナルの新レーベル『オトナ恋』は、電子書籍でマンガを楽しむ女性読者に向けてリリースされたレーベルです」(BookLive!マーケティング担当・えい子さん/以下同)

『オオカミ彼氏と同棲契約』画像

『オオカミ彼氏と同棲契約』1巻

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