numan編集部
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2007年からは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』に続き『破』『Q』が公開。そして今年3月8日、ついにシリーズ完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開されたのです。
毎回さまざまな考察や感想が入り乱れる『エヴァ』ですが、今回は完結編ということで、これまでと違った声も多いよう。
そこで、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観た筋金入りの『エヴァ』ファンに、驚いたところや見どころ、感想を聞いてみました。
※ネタバレは避けていますが気になる方はご注意ください。
INDEX
「バトルシーンの迫力は、今回が随一だったかも。
完結編だからこその、制作陣の気合が序盤から伝わってきました」
「アスカの眼帯とか、気になってた謎についてもちゃんと言及されていて満足。
あと地味にテンションあがったのが、旧作を彷彿とさせる演出がところどころあったこと。
初期の『エヴァ』からちゃんと振り返れるようになっていた」
「劇場版から登場したマリが、ここまで活躍するとは正直予想外。昔は『エヴァ』らしくない元気ハツラツな子をどう生かすんだろうと思ってたけど、なるほどというか。今作では、マリがいてよかったと思う場面が多かった」
このように「かっこよかった」「興奮した」といった人も多い中、「泣いた」という声も。
「今回は、色んな意味でシンジとゲンドウが今までで一番‟親子”だと感じられた。やっぱり『エヴァ』の軸は、このふたりなんだなと。これまでの『エヴァ』って泣く作品ではないと思ってたけど、涙腺にきてしまった」
また、シンジ役・緒方恵美さんをはじめとするキャストの実力に、「20年以上経ってると思えない」と改めて驚愕した人も。
この完結編を観れば、関わった人すべてが『エヴァ』に対して深い想いがあることを、より感じられるのではないでしょうか。
「本当に終わっちゃうと思うと寂しいけど、ずっと戦ってきたシンジやアスカたちのことを考えると‟よかった”という気持ちの方が強いし、感慨深い」
「劇場を出た瞬間から“エヴァロス”で、宇多田ヒカルさんのテーマ曲を聴くだけで胸が締め付けられます。自分でも思っていた以上にエヴァの存在は大きかったようです。喪失感もありますが、私も新たな一歩を踏み出します」
「TVアニメ放送当時はまだオタクへの風当たりが強かった。でも『エヴァ』のおかげで、子ども向け以外のアニメの素晴らしさを知ることができました。
エンドロールを見た時は、改めて感謝の気持ちがあふれて……こんなに夢中になれる作品を作ってくれた方々、本当にありがとう」
『エヴァ』は詳しくないけど気になる…という方は、ぜひこの機会に過去編から見て、映画館ならではの臨場感で完結編を見届けてはいかがでしょう。
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