『呪術廻戦』七海建人の“あの言葉”は核心を突いていた。大人になることへの深いメッセージ

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大人になるってどういうこと?七海流の回答は…

“君はいくつか死線を越えてきた でもそれで大人になったわけじゃない
枕元の抜け毛が増えていたり お気に入りの総菜パンがコンビニから姿を消したり
そういう小さな絶望の積み重ねが 人を大人にするのです“

(『呪術廻戦』3巻より引用)

呪霊との共闘の中で、“ガキ扱い”をされてかちんときた悠仁に対して七海が言い放ったのがこちらのセリフ。
ある意味でリアルな、そして七海らしくない少し皮肉の効いた“小さな絶望”に思わずくすりとしてしまった方もきっと多いのではないでしょうか。
ですがこの言葉もまた、非常に物事の本質を捉えたセリフでもあるように思います。
強大な敵・真人と向かい合う中で自分が子どもであること、“庇護されるべき存在”であることへの苛立ちや焦りを抱える悠二。

早く大人になりたい、自分も七海のように誰かを守れる存在になりたい。そんな思いを抱える悠仁への、大人に「なってしまっている」七海からのメッセージが、この台詞の本質には隠されています。

七海は作中で再三、悠仁に「焦って大人になる必要はない」という旨のメッセージを伝えています。
それは彼自身も言う通り、彼が子どもを守る大人の役目からのセリフである一方で、悠仁がまだ子どもだからこそ出来る事がある、という事も暗に伝えようとしているのでしょう。
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