ワノ国には何がある?『ONE PIECE』ビッグ・マムの発言から考察する3つの説

週刊少年ジャンプ11号に掲載された『ONE PIECE』第1040話“新世代の耳にも念仏”​では、ローキッドビッグ・マム(シャーロット・リンリン)をついに撃破!

下へ落ちていくビッグ・マムがロジャーに向けた意味深発言に波紋が広がっています。ワノ国には何があるのか?
考察されている3つの説とは……。

※記事の特性上、原作の内容に触れています。

『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式...

『ONE PIECE』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトより

ついにキッドとローに敗れたビッグ・マム。「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」の存在を明確にしないまま、新世代のルーキーたちを扇動し大海賊時代のきっかけを作ったロジャーへ怒り心頭。

「おいロジャー お前何であんな事言い出しやがった!?」と問いかけるカタチで始まる問題の発言は「何がある!?」「どこにある!?」「この国にもあるんだろ? ああ口惜しい!!」と意味深そのもの。

ロジャーと同じ時代を生き、その後も四皇として君臨し続けたビッグ・マムですらロジャーが残したものも、その意味もわかっていないらしい。
ですがワノ国に“も”、何かがあることだけは掴んでいるよう。果たして、ワノ国のどこに何があるのでしょうか?

DVD『ONE PIECE 20THシーズン ワノ国編...

DVD『ONE PIECE 20THシーズン ワノ国編』piece.28

via DVD『ONE PIECE 20THシーズン ワノ国編』piece.28

【1】古代兵器説

ワノ国のどこかに隠されているものとして、一番に考えられるのはやはり古代兵器です。

アラバスタでプルトンのありかが示されている歴史の本文(ポーネグリフ)があることが明かされ、魚人島ではしらほし姫自身がポセイドンであることが明かされました。

となると、ワノ国には残る一つ、ウラヌスかもしくはそれに関する情報が書かれた歴史の本文が眠っていることも十分考えられそうです。
はたまた、アラバスタの歴史の本文に示されていたプルトンのありかこそがワノ国という可能性も否定できません。
アラバスタの船や旗などに描かれている国章のような模様、魚人島のタイヨウのシンボル、ワノ国の光月家の家紋と、3国には“太陽”を模していると思われるマークが共通しているのも、何か関係しているのでしょうか。

また、ワノ国には夜明けを導く者とされるモモの助の存在があります。
彼は象主(ズニーシャ)の声を聞き会話をすることができる。この能力は古代兵器であり海王類と会話できるしらほしと類似しており、モモの助も古代兵器を操る存在との噂もあります。
実際今ワノ国近海に象主がやってきていることも考えると……ビッグ・マムがワノ国で探していたのは古代兵器なのかもしれません。

【2】“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”説

もうひとつ考えられるのが、“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”。

もちろん、ワンピースは海賊たちにとっても読者にとっても、「ラフテルにあるもの」という認識があります。
が、ワンピースというのはもしかすると各地にある“何か”を集めラフテルに辿り着いたとき、初めて完成する“ひとつなぎ”の宝なのかもしれません。ビッグ・マムが「この国にも」と各国いろんな場所にあるかのような口ぶりにも注目したいところ。

実際、ワンピースを目指すためには世界中を周り各種歴史の本文を探し集め、読み解いていく必要があります。
ワンピース自体もそんなふうにかけらを繋ぎ合わせてひとつにたどり着くことで完成する宝なのであれば、未だ実態が不明な理由も頷けます。

「ワンピース」には“ひとかけら”を意味するワンピースと“ひとつなぎ”を意味するワンピース、二つの意味が掛かっていたりして……?

またこの説が現実になれば、ロジャーが水先星(ロードスター)島からもう一度冒険をやり直したこともヒントになりそうです。

【3】ロード歴史の本文(ロードポーネグリフ)説

その他に、ビッグ・マムが指す“ワノ国にあるもの”は「ロード歴史の本文(ロードポーネグリフ)」だとの考えも多くみられます。

ロード歴史の本文とは、ラフテルの場所が示されている赤い歴史の本文。
世界に4つしかなく、ゾウにあるもの、カイドウが所有するもの、ビッグ・マムが所有するものと現在すでに3つのありかが判明しています。。

ワンピースを狙うビッグ・マムは、カイドウと同盟を組んでからも早々にロード歴史の本文の場所を聞き出そうとしていました

しかし、カイドウがロード歴史の本文を持っていることはビッグ・マムはもうすでに知っているはずなので、「この国にもあるんだろ!?」と疑問系のセリフはちょっと不自然な気もします。

ロジャーへの問いかけの中で出た言葉なことを踏まえると、カイドウが所有するものとは別に、4つめのロード歴史の本文がワノ国にあるということなのか。

謎多きワノ国に注目

ネット上でも有力視される3つの説。「ワノ国にもある」何か。ビッグ・マムが倒れる間際にまで惜しむほどですから、重要なものなことには違いないでしょう。

これにはカイドウが「おれはここが「ワノ国」だから居座ってんだよ」と発言していた理由や、ワノ国がかつて「黄金の国」と呼ばれていたことも絡んでくるかもしれません。

この第1040話では、象主がジョイボーイの仲間であったという驚きの新事実もモモの助の口から明らかになりました。
ビッグ・マムも戦闘には敗けたものの命を落としたわけではなさそうなので、この何かを探すべく動き出す可能性もあります。
ここからますます多くの情報が飛び出すであろうワノ国編、更なる超展開に注目です。

【1000話/1000秒PV】ONE Second From 1000Episodes of ONE PIECE

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numan編集部

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