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実は超重要だった!『ONE PIECE』空島編3つのポイント。"太陽の神ニカ"やワノ国のヒントが?

週刊少年ジャンプで連載中のワノ国編も佳境を迎え、ますます盛り上がりを見せる『ONE PIECE』。作者の尾田栄一郎先生からも「後5年で終了」とのコメントが出るなど、クライマックスへ向け走り出している物語は毎週重要なワード、キャラクター、伏線と核心へ迫る情報のオンパレード。

そこで、今もう一度振り返って復習しておきたい大事なエピソードをご紹介! 本記事では“空島編”をピックアップしてご紹介します。“太陽の神”ニカやワノ国と繋がる点も……?

DVD『ONE PIECE エピソード オブ 空島』画像

DVD『ONE PIECE エピソード オブ 空島』画像

via DVD『ONE PIECE エピソード オブ 空島』より

【1】再登場のウワサも!エネルに注目

まずは、空島編における強敵、エネルについておさらいしましょう。

「我は神なり」の洒落が効いたセリフでお馴染みの彼は自称空島の神であり、ゴロゴロの実の能力者(雷人間)。人の心を読み行動や感情を把握してしまう“心網”(マントラ)も使うことで人々を恐怖で支配していました。

誰かが遠くで言った悪口も聞き逃すことなく、さらには災害レベルの雷のチカラで誰も太刀打ちできない……と人々を絶望的な状況に陥れたエネルの唯一の天敵となったのが、他でもないルフィでした。ゴムの特性を反映したゴムゴムの実の能力は、雷を通さなかったのです!

そんなエネルの目指すところは、なんと月。
彼の故郷・ビルカでは月は「限りない大地(フェアリーバース)」と呼ばれ、神のいる場所だとされていたそう。そのためエネルは優秀な部下を連れてそこへ行き、新たな国を建てようとしていたのです。

結局、ルフィに敗れたエネルは一人で月へ。後日談として扉絵連載『エネルのスペース大作戦』ではかつて月で栄えた都市と、そこに生きた翼を持つ民の情報が描かれました。

“Dの一族”と月にまつわる噂、光月家をはじめとする“月”の名を持つワノ国の大名家、小紫(光月日和)が奏でた「つきひめ」、ミンク族の月の獅子(スーロン)など、今『ONE PIECE』において月の存在は重要なカギを握っていると言えます。
そんな月へ実際に降り立ったエネルには、再登場の兆しも……? いつエネルが出てきてもいいように、彼の活躍や能力を復習しておきましょう。

また、エネルといえば目玉が飛び出るほどに見開いた目と、顎が外れそうなほど大きく開けた口、鼻水を垂らしたあの変顔が思い浮かびます。その後もキャラクターが驚いた時に見せる表情として定番になった通称「エネル顔」の元祖シーンもお見逃しなく!

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【2】「太陽の神ニカ」の手がかりが?

また、第1018話で突如その名が明かされ読者を騒然とさせた“太陽の神ニカ”の登場が記憶に新しいですが、空島編ではエネルのみならず、かつてスカイピアの神だったガンフォール、シャンディアの民から崇められていたカシ神……と“神”が登場しました。カルガラの娘・ムースからは“太陽の神”というワードが出たことにも注目です。

さらに“太陽の神ニカ”は「シャンディアの衣装を彷彿とさせる」「空島でキャンプファイアーをするルフィのシルエットと酷似している」「伝説の戦士という点が大戦士と呼ばれるカルガラと重なる」とも指摘されており、空島と密接な繋がりがある予感。謎の人物“太陽のニカ”の正体を解き明かす足掛かりとしても、空島編は読み返しておきたいエピソードです。

【3】黄金都市「シャンドラ」とワノ国の繋がりは…

そして、空島編では1000年以上前に栄えた古代都市「シャンドラ」の存在が明かされました。
黄金郷”と呼ばれ栄えたシャンドラは“歴史の本文”(ポーネグリフ)を守る戦いで世界政府に敗れ800年前=空白の100年に滅びたと言います。

今は空に栄華の跡を残すシャンドラですが、実は400年前にノックアップストリームによって打ち上げられたもので、元は地上にあった都市でした。

ここで抑えておきたいのは3つ。

DVD『ONE PIECE Log Collectio...

DVD『ONE PIECE Log Collection  “GOD”』画像

via DVD『ONE PIECE Log Collection  “GOD”』より
まず、霜月リューマが生きた400年前……つまり、シャンドラが空へ打ち上がったのと同時期のワノ国が“黄金の国”と呼ばれていたこと。
そして、シャンドラの遺跡に残る“歴史の本文”(ポーネグリフ)は、ワノ国の光月家によって生み出されたものであるということ。
さらに、ワノ国で生まれた海楼石に含まれる「パイロブロイン」という成分が、ある火山によって空に運ばれるらしいこと。その山はワノ国の「藤山」ではないかと囁かれています。

シャンドラは謎に包まれた空白の100年の渦中にあったということのみならず、かのワノ国とも結びつきがある可能性が高いという点もふまえて頭に入れておきたい都市です。

重要な情報が散りばめられているのはもちろん、空の海での大冒険や、ノーランドとカルガラの友情物語など、ワクワクと感動の見どころがたっぷりなのも空島編の大きな魅力となっています。

きっと一度読みはじめたら、あっという間に引き込まれて熱中してしまうこと間違いなし! この機に一度、壮大な空島編の物語を振り返ってみてはいかがでしょうか。

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numan編集部

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