numan編集部
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まさかの事態に読者がショックを受ける中、サンジの眉毛に異変が……?
そして、サンジの言葉と、ゾロの返答から見える二人の信頼関係が読者の胸を熱くしました。サンジは一体どうなってしまうのでしょうか。みんなの感想、今後の予想は?
※特性上、原作の内容に触れています。
たとえ敵であっても女性を傷つけることはしないサンジ。男は女を蹴ってはいけない、というゼフの教えを心に刻み、騎士道を貫いてきました。ジェルマの戦士である兄弟が女性に手をあげた時はと怒りを滲ませたこともあります。
そんな彼が、血まみれになっている女性を前に「何もやって…ない ハズなんだ」と断言しきれず混乱している状況は、読者に大きなショックを与えました。
SNSでも「俺たちのサンジが女を蹴るわけない」「絶対ミスリードだよ……」「きっとサンジじゃない誰かがいて、そいつがやったんだよ」など、サンジのやったことではないと信じようとする声がたくさん見られ、動揺が伝わってきました。
INDEX
それはサンジのトレードマークであるぐるぐる眉毛。
第1031話ではサンジの眉毛の向きがいつもと反対になり、イチジらと同じ向きで描かれているのです。
「ミスではないか」との声もありましたが、全編にわたりいつもと反対向きなこと、ジェルマの非道さに怒る回想シーンはいつも通りの向きであることも踏まえると意図的に描かれているとみて間違いなさそう。
1023話でサンジが体に異変を覚え「「変」なんだ」と訴えた時、ゾロが「マユゲが?」と聞き返すシーンがありました。
普通に読めばゾロとサンジのいつもの喧嘩を描いたギャグシーンですが、今ネットでは「これも伏線だったのか」と驚きの声があがり始めています。
サンジは「敵が女なら手も足も出ねェ様な…頼りねェ生身のおれ」「冷酷で…無感情だが…(中略)命令されりゃ誰の首でも取ってくる“科学の戦士”」どちらが海賊王の役に立つだろうかと心の中でルフィに問いかけます。
葛藤の末、サンジはジェルマを捨てることを決意しますが、この一連のシーンもまた読者の心に重く響いたよう。
「役に立つかどうかなんてルフィは気にしないよ!」「頼りないって自覚がサンジの中にあったのが辛い……」「お前がいないと海賊王になれないって言われたのにまだどっちが役に立つ?とか言うなよ……」「自己犠牲の優しさはもうやめて……」などのコメントが見られました。
⇒次ページ:ゾロとサンジの信頼関係が熱い…!
さらには「おれはお前の作ったメシしか食わねェ!!!」「お前がいねェと…!!!おれは海賊王になれねェ!!!!」とまで言い切ったルフィが、どんなサンジと一緒に高みを目指そうとしているのかはもう明白ですよね。
これを己の船長ではなくゾロに頼み、一方のゾロは事情を聞くでもなく、心配の声をかけるでもなく、静かに命を預かります。
普段は言い合いばかりしていても、ここぞと言う時には双璧、両翼として船長を守り、一味を引っ張ってきました。そんな二人の間にしかない、唯一無二の強固な信頼関係に胸が熱くなりました。
ネット上には「もうほんと両翼最高」「言葉にならない……尊い……」「ぴんと張り詰めた糸のように緊張感みなぎる信頼関係の凄まじさ」「ゾロにしか頼めないし、それをゾロもきっとわかってるんだよね」との声が。
また、このシーンから近いうちにゾロがサンジの名前を呼ぶ時がくるのではないかと感じた読者も多かったようです。
特に、『ONE PIECE』の世界では大罪ともされている仲間殺しを頼むこと、引き受けることはそう簡単にできるものではありません。サンジとゾロが背中合わせでこれまで築いてきた絆の最高峰を見せてもらえたような気がします。
不穏な空気も拭えず、不安も込み上げる展開ですが、きっとサンジなら、そしてゾロがついているなら大丈夫。無事に戦いが終わることを祈りましょう……!
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