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そこで、今もう一度振り返って復習しておきたい大事なエピソードをご紹介! 本記事では“アラバスタ編”をピックアップしてご紹介します。ビビが生まれたネフェルタリ家の重要性とは……?
INDEX
コブラは「国とは“人”なのだ」「お前達そのものがこの国なのだ」と、ビビは「私はやっぱりこの国を愛してるから!!!!」との言葉を残しており、愛国心が強く民のことを第一に考えるまさに理想の主君。たとえクロコダイルの企みで王家が悪者にされても、決して民を責めることはしませんでした。
直前のドラム王国では悪政を敷くワポルとの戦いがあっただけに、よりその徳政ぶりは読者の心に沁みたのではないでしょうか。
ドフラミンゴによれば、世界政府はその昔「ある巨大な王国」を倒した20人の王が集い作られたのが始まり。王のうち19人はそれぞれの家族を引き連れ聖地マリージョアに住み、その末裔が現在の天竜人となったのだそう。
つまり、ネフェルタリ家は天竜人として生きるはずだった一族なのです。
アラバスタは「ある巨大な王国」を滅ぼした世界政府側の国でありながら、歴史の本文(ポーネグリフ)を守っていたことになります。
このことから察するに、実はアラバスタは「ある巨大な王国」と親交が深かったのかもしれません。
実際にこれがアラバスタにある可能性も踏まえると、二国の間には信頼関係があったのかも……?
さらに、イムがビビの写真を意味深に見つめていたり、世界会議(レヴェリー)解散後には、ガープが「アラバスタ王国に関する事件」を伝えていたり……。
ネフェルタリ家は『ONE PIECE』最大の謎、「空白の100年」の歴史やその秘密に関わる重要な一族として、これから重要な役割を担うはずです。
まず、クロコダイルと電伝虫で直接やりとりをしたサンジは、正体を隠すため咄嗟に“Mr.プリンス”と名乗り、実際にMr.プリンスとして仲間の救出に乗り出しました。
これ以降、ゾロがからかってサンジのことを「プリンス」「アホ王国の王子様」と呼んだことも。
珍しいメガネ姿に、キザなセリフがかっこいいMr.プリンスの活躍は、サンジが実際に王子であることを知った今振り返ると感慨深いものがあります。
この窮地でゾロが成長するきっかけとなったのは、一心道場の恩師・コウシロウの「いいかい 世の中にはね 何も斬らない事ができる剣士がいるんだ」「…だけどその剣士は鉄だって斬れる 同じ力でね」という教えを思い出したから。
現在連載中のワノ国では、ヒョウ五郎がルフィに「いい刀は斬りたい時に鉄をも斬り 斬りたくない時は紙すら斬れぬ! それは剣士の心一つ!!」とコウシロウと似た言葉で諭すシーンが描かれました。
つまり、アラバスタ編で描かれたコウシロウの言葉は、彼が霜月家の人間であることを示す伏線であったと言えるでしょう。
ゾロがMr.1との戦いの中でコウシロウの教えを思い出したのは、霜月家の剣豪の血を引いているからこそなのかもしれませんね。
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