フラグが立った?『ハイキュー‼』最終回説が噂される理由 継続派の意見は…

週刊少年ジャンプで連載中の『ハイキュー』(古舘春一さん著)。「小さな巨人」と呼ばれた選手に憧れる高校生の日向翔陽が烏野高校に入学し、仲間とともに頂点を目指す青春バレーマンガです。

7月6日号本紙で第400話を迎えましたが、本作の最終話が近いのではないか……という説がネット上で話題を呼んでいます。疑われるその理由は?

※以下、ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください

最終話説の裏付けになった理由とは?

春高トーナメントの準々決勝で日向たち烏野は敗退。『ハイキュー‼』は日本のプロリーグであるVリーグ編へ突入します。

日向が所属するブラックジャッカルは、影山が所属する優勝候補のアドラーズに挑む形で試合がスタート。この試合、怪物世代(モンスタージェネレーション)と称される日向と同年代の選手が集うVリーグは、まさに『ハイキュー‼』のオールスターゲームなのです。

そんなVリーグの試合も終盤、ブラックジャッカル勝利へのマッチポイントを迎え、スパイクとレシーブの応酬のなか、日向に上げられたボールを影山がブロック……というところで第400話が終了します。

ここでネットでは『ハイキュー』最終話説が急浮上!
「Twitterのトレンドに『ハイキュー』が入ってるけど最終話!?」「『ハイキュー』最終話フラグが立ってる」などの声で続出。

なぜ、このような声が上がったのでしょうか? それには様々な理由がありました。

もともと、Vリーグ編では日向や影山だけでなく、牛若や宮といったサブキャラクターたちが、春高以後の空白の時間にどんな成長を遂げたのかがわかるスポット的なエピソードが随所に描かれていました。

試合もマッチポイントで終盤ということはもとより、これまで『ハイキュー‼』という作品を彩ってきた選手たちの視点が代わる代わる描かれていく展開は、フィナーレへ向け、彼らの成長した姿を届けたいという原作者の親心のようなものが伝わってくるようです。

また、最近の『ハイキュー‼』エピソードの回収にかかっているのでは、と強く匂わせる点があります。

そのひとつがサブタイトル。Vリーグ編が始まってからは第380話「ごあいさつ・2」第389話「コード上の王様・2」など後ろに「2」がつくサブタイが頻出しているのです。

「コード上の王様」は第5話のサブタイトルで影山が中学生のころのプレイを引きずっている発展途上の段階。第389話では晴れて誰もが認める「コート上の王様」になれたというニクイ演出。

これまでの出来事をふまえたサブタイの「2」は最終回へ向かっていく回収展開のようにも感じられてしまうのです。

そんななか現れた、次号予告と第400話の最後に書かれた「終章超クライマックス!」「次号、2号連続カラー&大増大第1段!! 表紙&巻頭カラー&大増26P&付録も!!」というアオリ文。

クライマックスという言葉と、表紙、カラー原稿、増ページに付録のポスターまでつく……というサービスぶりに「古舘先生はラストスパートにかかってるの!?」と"最終回間近"という憶測をより強くさせることになりました。

一方、継続派の意見も

そんな一方で、Vリーグ編は"ここでひと段落させた後、オリンピック編突入では"という最終話否定派の意見も。

「日向くんは"オリンピックでメダル獲るまで何回も後悔すると思います!"的なこと言ってたはず」
「夏の大会の始まりの時期で、本当ならオリンピックの開会式の時期」
など、継続への期待を込めた声もあふれています。

東京オリンピックは来年に延期という予定になりましたが、果たして『ハイキュー‼』の世界では無事オリンピックが開催されるのでしょうか?

『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』というタイトルが続けざまに最終話を迎えたことで話題を読んでいる『週刊少年ジャンプ』。原作ファンはもちろん、これまで読んでいなかったという方も『ハイキュー‼』の動向に注目してみると楽しいかもしれません。

(執筆:小山田えすこ)

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numan編集部

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