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日ごろからBLマンガに親しみ、BLのトレンドを知るスギノが、実際に読んで面白かったBLマンガから、毎月【推しBL作品】を紹介していきます。
今月は夏を楽しく過ごすためのアツいBLを3作品紹介します☆
(画像:ブックライブより引用)
人相が悪くて友達ゼロ…コミュ障大学生・猪原(いのはら)は、唯一絡んでくるサークルの先輩・真木(まき)の過剰なスキンシップに翻弄されっぱなしの毎日。
「俺、ホクロ多いからなあ……数える?」思わせぶりな態度、色っぽい仕草。彼にだけ反応して心臓が乱れ打つのは――なぜ?
コワモテ童貞大学生×世話焼き院生のピュアラブ・ストーリー☆
【カップリング属性】黒髪コワモテ後輩×天然人たらし大学院生
大学で人気者のセンパイから、自分だけに向けられるいい顔面。
これは独り占めしたくなっちゃうだろ!
『俺のセンパイが心臓に悪い』は、その名のとおりドキドキと心臓に悪い作品です。
BLは少し心臓に悪いくらいが栄養になりますね(??)。
コミュ症でコワモテの猪原は空気を読むことが苦手。
自分を変えるために入った東京の大学でもコミュ症を発揮してしまい、心が折れそうに…。
そんな時にサークルの勧誘で声をかけてくれたセンパイの真木はなぜか猪原が気に入ったようで―――??
しかし、ただでさえ人間関係に苦手意識のある猪原は、自分の恋心を自覚した後も考えすぎてしまって一歩が踏み出しきれない。
普段思ったことははっきり口にする猪原が、真木に対しては気持ちをどう伝えたらいいかわからなくなってしまう…。
一方で真木もあるきっかけで猪原の好意を知ってからは、やや遠回りにちょっかいを出して猪原の反応を伺うばかり。
この展開には僕も相当焦らされました!
焦れた先に訪れるキュン展開については、是非みなさんにも実際に本作を読んで楽しんでいただきたいです!
オススメポイントはどんどん可愛くなっていく受け!
『俺のセンパイが心臓に悪い』、是非チェックしてみてください。
「男が好きでもおかしくないよ」 好きになった相手と抱き合えたら。そんなこと絶対叶わないと思ってた────。
2人は沖縄の離島の海辺で出会った。小説家の卵でゲイの橋本駿(はしもとしゅん)は、物憂げに過ごす高校生・知花実央(ちばなみお)が気になりナンパめいた声をかける。
日に日に距離を縮めた2人だったが、実央は島を離れることに。
そして3年後、島に戻ってきた実央は「3年考えた。男でも駿が好き」と駿に迫る。しかし駿はいざ実央と恋人同士に、となると1歩を踏み出せなくて──。
年下フリーターとゲイ小説家のじれったいほど切ない恋。
心が、洗われるようなボーイズラブ。
【カップリング属性】ノンケわんこ×年上ゲイ
すさんだ気持ちになると「かわいくて優しいBLが読みてぇ…」という気分になるときがあります。
そんなときのストックとして、『海辺のエトランゼ』は最高の作品です。
沖縄の離島を舞台に、小説家の卵でゲイの駿と両親を亡くした高校生の実央が出会い、ふたりの恋が実るまでのお話。
実央はもともとノンケだし、駿としては相手のことを考えるからこそ気持ちを受け止めきれないことはわかるんです…。
でもようやく一緒にいることができるのに!
素直になれ!!と思わずにいられません。
優しいウソならいらないってM●SIAも言ってたじゃん!!
このふたりにも本当に焦らされました。
でも作中の雰囲気や、離島の緩やかな時間の流れのおかげかあまり嫌な感じがしません。
この作品、なんてことはないふとしたシーンすらキレイなので、ほんとにずっと読んでいられるんです。
同じアングルから同じ人物を描写したコマが並ぶシーンでも、髪や服が微妙に違う描かれ方をしている…。
ここに風を感じるんですね!!
空気感を閉じ込めたような丁寧な作画。
元アニメーターの紀伊カンナ先生の魅力です。ばっちり虜になってしまいました。
続編の『春風のエトランゼ』、画集の『queue -Kanna Kii artbook-』も併せてお楽しみいただきたい一冊です。
男子高校生2人、夏、聖地巡礼。
お互いに映画が好き―――佐伯千晴と戸田渉はそんなよくある共通点から仲良くなった。
一緒にいると楽しい、自然とそうなったある日2人の関係を一変する出来事が…。
落ち着かない気持ちの中、千晴が夏休みを使って“聖地巡礼”しようと持ちかけてきて…。
人を好きになる、ということ。それはどうしようもない、ということ。
男子高校生2人が紡ぐ、眩しくて愛しい青春劇。
【カップリング属性】美形高校生×黒髪ノンケ
夏が始まると「夏が始まったな~!」と思うし、ちょっと涼しくなってくると「夏、終わったなぁ」と思うんですよねぇ。
なんとなく、夏だけは始まりと終わりをちゃんと意識しちゃうというか…。
この作品は、そんな夏のなかの出来事を切り取ったお話です。
イケメンの佐伯とその同級生の渉。
ふたりは映画好き同士の趣味友です。
月に2、3回お互いの気になる作品を映画館に見に行き、帰りに感想を言い合う友達。
なんと尊い関係でしょう…。
羨ましすぎて、エモが爆発してしまいそうです。
番外編の「君と夏のあと」を収録した『君は夏のなか 番外編』も併せて読んでほしいです。
是非お勧めです!
夏を大切にしたくなる一冊です。
アルファとして生まれた高校生の江森理玖は、社交界デビューのため、首藤家のパーティーに出席した。
首藤家といえばアルファの頂点に君臨する名家だ。
現首藤家の当主・首藤圭騎は、オメガに限らずアルファでさえも支配するほどの魅力を持っている。
理玖も間近で見た圭騎に憧れを抱かずにいられなかった。
しかし圭騎と初めて顔を合わせたその夜、アルファのはずの理玖の体は火照り、甘い匂いを漂わせ…!?
プライドをかけたα×α(Ω)の、運命の恋!
「ほしがりさん」ボーイズバーで働く向坂玲音は、特定の相手を作らず『自分を好きと言ってくれる子達』に、男女問わず愛を振りまいている。
そんな生き方が原因で、ある日バーに通う女の子から詰められた玲音は、派手に水をかけられカフェの店内で虚しく濡れ鼠になっていた。
手を差し伸べてくれたのはカフェのオーナーである帆高柊介。
柊介は優しい雰囲気を纏った大人の男で、その日を境に玲音を激甘に可愛がっている。
最初は胸やけしていた玲音も悩みを聞いてもらううちに気を許し、はじめて『受ける側』でのセックスを経験する。
柊介がするSMっぽいセックスに、心も身体も興奮することを知った玲音。
しかし『自分が誰かに愛され続ける』想像がつかなくて――。
なつおはもう気付いているんでしょう?
俺が運命の番じゃないってこと侑也、智也、なつおが番となってから1年が経ち、ラブラブな番生活を謳歌する3人。
そんな中、なつおは『αに対して嫌悪感を抱くきっかけ』となった和馬と再会し、オメガ性と診断された弟、郁のことをしばらく預かって欲しいと懇願される。
突然始まった郁との生活に双子は嫉妬の連続で!?
明かされるなつおの過去、そして『運命の番』は――!?
「俺のこと本気で惚れさせてみろよ、慎太郎」
ドラッグストアで働く大神広樹は、毎日閉店間際に来店する年下の常連客・瀧本慎太郎と世間話をすることが仕事中のひそかな楽しみだった。
ひょんなことから「ずっと好きでした」と慎太郎に告白され、「お試し」で恋人になることに。
デートを重ねて慎太郎の意外な一面を知っていく広樹だけど…?
元いじめられっこの教師・小泉は身を守るため陽キャなイケメン教師を演じている。
おかげで女子生徒にも大人気だが本当はゲイで陰キャの童貞なのだ。
田舎の学校に転勤になり、不便な環境と嘘の自分を演じるストレスで泣きたい日々。
さらに威圧的で苦手な同僚・鰐淵に正体がバレてしまう。
しかしなぜか気に入られて休日のたび連れ回されるように!
おまけにエッチなキスまで!? 経験ゼロの小泉は振り回されっぱなしで――!?
「恥ずかしがりやの乳首まだ隠れてるよ?」
年上の美人彼女がいると噂の爆モテ高校生・蓮には誰にも言えない秘密がある…。
それは、陥没乳首がコンプレックスで未だ童貞なこと!
そんなある日、ひょんなことからいつメンの一人・蒼介とAV鑑賞になった蓮は雰囲気に流され触り合いっこになり、気を抜いた瞬間はだけたシャツから陥没乳首が丸見えに…!!///;;
秘密を知られ狼狽える蓮の乳首を慣れた手つきで揉み解しはじめた蒼介はついには「セックスの練習」にまで付き合ってくれて…!?
危うい夜遊びをしていた朔太郎を助けたのは、元同僚でNo.1の売上を誇ったライバル・久慈静。
8年ぶりに再会した久慈は嫌味な性格はそのままだが、気だるげな長髪姿で、なぜか翻訳の仕事をしていて――。
男性目線で感じたBLの面白さを紹介したい!
「男が推す♂推しBL」が、新たなBL作品との出会いのきっかけになれたら嬉しいです!
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