numan編集部
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※本記事はジャンプ本誌連載における最新話(単行本未収録)の内容を含みます。
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島には『ドラえもん』のひみつ道具さながらの未来を思わせる技術があふれており、1061話でのサブタイトルも「未来島エッグヘッド」と“未来”のワードが印象的でした。
ONE PIECEの世界でこれまでに描かれたことのない、ワクワクするような新技術の連続。誰もがこの島の様子を“未来”として捉えていました。
しかし今回、エッグヘッドは「過去」であるという衝撃発言が飛び出しました。
エッグヘッドのような発明技術と高い文明を持った王国が900年前に実在していたと明かされたのです。
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物語の核心に踏み込む急展開に、読者からは「最終章感がエグい……」「いよいよ空白の100年が語られるのか!?」「未来かと思ったら過去!?面白すぎる」「マンガレベルが高すぎる」「鳥肌が立つ」と感嘆の声があがっています。
私たちが知らず知らずのうちに読んでいたONE PIECEは、高等技術を武器に繁栄した文明が一度滅んだ後の、いわゆるロストテクノロジー、ポストアポカリプスの世界を描いていたのかもしれません。
ただ古代国家が滅んだというのみならず、現代以上に発展した文明がそこで一緒に途絶えていたということになると、空白の100年もさらなる重みを増してきます。
振り返れば、古代兵器プルトンの設計図を見たフランキーが「こんなもん…人間に造れんのか……」と絶句していたのは現代では考えられないようなハイテクな設計だったからなのかもしれませんね。
同じようにして、発展させてきた高等技術や発明の伝承は悪魔の実に託したのではないかという見方もできそうです。
五老星が悪魔の実について何やら訳知りであったり、特定の実が政府の船で護送されたり、高値で取引されたり……というのにも、そんな背景があるのかもしれません。
もしくは、悪魔の実自体が当時流通しており、人々は悪魔の実から暮らしや労働などに役立つ能力を得ていたという考え方もできるのではないでしょうか。
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それだけの技術を持った強大国ですから、当時の世界政府が対抗できる力を持っていたとも考えにくい。とてつもない自然災害でも起きない限り、人為的に滅ぼすのは困難を極めたと想像がつくので、ここには古代兵器が絡んでいそうな予感も。
今回、最後のコマで印象的だった朽ちた巨大ロボのような鉄の塊。兵士として政府と戦った名残か、大きな刀のようなものが刺さっています。
このサイズ感、そして頭部分のツノのようなものからは、巨人族とのつながりを連想させられます。
聖地マリージョアにある巨大な麦わら帽子の謎を解くヒントにもなり得るかもしれません。
扉絵連載には、眠っていた古代都市がエネルの能力によって充電され再び機能し始めるという描写がありますが、これは文明を復興していくという今後の展開を示唆しているかのようにも感じられます。上記の巨大ロボも、充電したらまだ動いたりして……。
そしてやはり物語の核心に迫る王国のこと。ここに“Dの一族”のルーツがある可能性も高いのではないでしょうか。
この先、失われた文明の復興とさらなる発展というのも、物語のひとつのテーマとなりそうです。
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