numan編集部
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ステージ上に、
小澤亮太さん(ゴーカイレッド/キャプテン・マーベラス役)、
山田裕貴さん(ゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役)、
市道真央さん(ゴーカイイエロー/ルカ・ミルフィ役)、
清水一希さん(ゴーカイグリーン/ドン・ドッゴイヤー役)、
小池唯さん(ゴーカイピンク/アイム・ド・ファミーユ役)、
池田純矢さん(ゴーカイシルバー/伊狩鎧役)、
そして中澤祥次郎監督が並ぶと、客席からは思いを込めた大きな拍手が。
声をあげたい客席の思いを代弁するかのように、MCの方が「まずはみなさん、お帰りなさい!」と登壇したメンバーに声を掛け、「ただいまー!!」というキャストたちの声。
一段と大きな拍手が会場を包み、キャストたちのトークへ。
あー、久しぶりにこのメンバーのトークが帰って来た!いい意味で変わらない、という感覚に会場が包まれた瞬間でした。
INDEX
小澤 『ゴーカイジャー』と書かれた台本を手にするのが久々すぎて、何かそのデザインがちょっと「テン」か「シン」かわからない(笑)。そこはびっくりしましたね(笑)。とにかく、想像を絶するいろんな変動があって、驚きの嵐でした。
山田 10年ぶりということで、やっぱり亮太くんと同じように、台本を持って感動しちゃって、読めなくて…読んでないんですよね。
池田 え?まだ読んでないの(笑)?
山田 いや、そんなことないですけど(笑)。でも、みんなの役名とか、みんなの名前とか、(台本に)そういう文字の並びを見て、本当に懐かしさが増して、この台本を(当時のテレビシリーズなど)50冊以上、やり抜いたんだなって思ったし、またこの台本が読めることの嬉しさもすごく感じました。
市道 この台本の感じ懐かしい!って感じて。変わらないところもありつつ、変わってるところもあったんですけど、みんながお芝居をすると、「こういう感じになるのかな?」「こういう絵になるのかな?」というのを想像して、すごく楽しかったです。「どういう衣裳になるんだろう?」とか。
山田 こんな喋り方でしたっけ(笑)?
池田 なんか新しいよね(笑)。変わった?
市道 変わってないよ(笑)!!いろいろ喋れることが嬉しくて。でも、時間がないから早くしゃべらないと、と思って(笑)。
池田 そこまで(笑)!?
清水 これは収まらないだろうと。
池田 確かに盛りだくさんだったね。
清水 いろんな要素が含まれてる作品で、それがギュっとなってるので、(この後本編を観る)皆さん、たぶんこの後すごく忙しいと思います。「うわ懐かしい」とか、「これだこれだ」みたいな感覚になって、その中に新しい要素も入ってくるので、「うわー」っていう感じだと思います。ぜひ楽しみにしてください。
小池 台本をもらったときに、嬉しさもあり、懐かしさもあり、とにかく楽しみで。なので、今回、映像を見て、グッとくる感じがありました。ぜひ皆さんもそういう気持ちになっていただけたらいいなと思います。
池田 台本をいただいて、ページを開いて一番最初に「変わっちまったなお前も。この星のやつらも」って書かれてて、俺、何やらかしたんだろう、って(笑)。でも、読み進めていって、なるほどそういうことがあって、変わったのか…変わっていないのか。彼らの信念とは、最大のお宝とはなんぞや、とかそういうところが繰り広げられていくわけですけど。ただ、(台本から)愛のムチは感じましたよね。10年経ってこれぐらいはできるだろ、みたいな。それはもうひしひしと感じました。
池田 現場でもみんな10年前と何も変わらず、本当に家族のように、そして和気あいあいと、全力で作った作品です。ぜひ隅々まで楽しんでいただけたらなと思っています。私個人としましては、10年前からいろいろアクションをやらせていただいてましたけど、今回10年前にはできなかった派手なアクションもやらせていただいているので、その辺りも楽しんでいただけたらなと思っています。
小池 私、たぶん予告でも銃を撃ってるシーンがあると思うんですけど、あのシーンを観てほしいなというのと、エンディングまで楽しめると思うので、しっかり最後まで観てもらって楽しんでいただけたらなと思います。
清水 「あの時のあれか」とか、「この時のこれだよね」とか、いろいろな要素があるので、ぜひ見逃さないで欲しいですね。個人的な話をすると、「やっぱりハカセってこうだよね」っていう感じでやらせていただいたので、ぜひその辺も楽しんでいただけたらなと思います。
市道 本当に本当に皆さんの愛を結晶というか、愛の詰まった作品になっております。皆さんが観たかったシーンとか、聞きたかったやりとりが絶対入ってると思うんです。そこを楽しみにしていただきつつ、個人としては、毎回やらせてもらってるセリフがあるんですけど、今回も用意していただいたので、楽しみに待っていただけたら嬉しいなと思います。
山田 本当に10年の時を経て、本当にスタッフさんたちの愛を感じつつ、こうやって集まれて本当に嬉しいです。とにかく懐かしんで観てもらえたらなと思います。個人的なところで言うと、“マベジョー(マーベラスとジョー)の絆”がありつつ、ちょっと「え?そんなふうにできるの?」っていう…僕が監督に無理を言ってご相談させていただいた、「できるの?」っていうのがあるので、そこを注目していただけたらなと思います。
と、小澤さんが言い切ると、「個人的な見どころは?」とMCの方からフォローが入り、「そういうとこだよねー(笑)」と池田さん。
山田さんも「それがキャプテンっぽいよね(笑)」と次々にツッコミが入り、苦笑いで「ありがとう」と小澤さん。
このチームワークと関係性にまた拍手。
中澤監督は、メンバーを優しく見つめるように「みんなうまいこと言うよね」とコメントを称賛し、「10年経った『ゴーカイジャー』がどう生きていくのか、これからどうなるかというのを、スタッフ、キャストみんなで一生懸命作りました。皆さん、10年分の良い芝居をしてくださってます。スタッフも10年経って多少歳とったりしてるけど、みんなで頑張って作ったので、全てが見どころになっているのではないかと思います」とコメント。
締めくくりは、小澤さんの…というよりもキャプテン・マーベラスによる「派手に行くぜ!」の声で大拍手。
声は出せない客席。それだけに、何度も何度も沸き起こる拍手は、この日の特別な時間への「ありがとう」の思いが込められているようでした。
取材・文/田部井徹(トリーヌ)
(CAST)
小澤亮太 山田裕貴 市道真央 清水一希 小池 唯 池田純矢
細貝圭 関智一 / (声の出演) 田村ゆかり
川野快晴 / 松本寛也 庄司浩平
松原剛志 坂田梨香子 吉田メタル 山崎潤
(STAFF)
原作:八手三郎
脚本:荒川稔久
監督:中澤祥次郎
主題歌:「スーパー戦隊ヒーローゲッター~テン・ゴーカイジャーver.~」 歌:Project.R
配給:東映ビデオ
◆Twitter「テン・ゴーカイジャー」 @gokaiger_10
◆公式サイト https://www.toei video.co.jp/10 gokaiger/
Ⓒ2021 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映 Ⓒ石森プロ・東映 配給・発売:東映ビデオ 販売:東映
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