広告をスキップ

梅津瑞樹のライバルと“憧れの人”って? ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇インタビュー【前編】

いよいよ4月2日に幕を開ける、ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇
東京公演は4月2日~4日にかけ日本青年館ホールにて、関西公演は4月8日~11日にかけAiiA 2.5 Theater Kobeにおいて公演が行われます。

新型コロナウイルスの感染拡大状況を受け中止となってしまった2020年4月の公演を経て、再び幕を開けることができる「薄ミュ」の見どころ、そして1年越しの公演への想いを主演梅津瑞樹さんに前後編でお聞きしました!

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇_梅津瑞樹インタ...

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇_梅津瑞樹インタビュー【前編】01

いよいよ「相馬主計 篇」の幕開け!

――ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇、2020年の公演は中止となってしまいましたが、1年越しにいよいよ幕が上がりますね。

昨年1ヵ月間稽古をしてきた思い出は、もちろん強く残っていて。今回キャストは何名か変わってはいますが、その分また新しい『薄桜鬼』の世界や役のディティールが見えてくるんじゃないかと思っています。

――梅津さんがご覧になった過去の薄ミュ公演と、今回の「真改」で同じだな・違うなと思われる部分は?

テーマになっている部分は、今回も一貫して同じだと思います。
それは、原作のゲームでも同じ。どのキャラクターのルートをたどっても、その人の信念や生き様にスポットが当たっている。

僕が演じる相馬はわりと青いところがあって、自分の理想を掲げて新選組に入隊するんですが、いろんな現実に直面して葛藤して。
それでも、たくさんの人と出会うなかで、自分の信念を貫いてより確かなものにしていく。そういう意味では「相馬主計 篇」ではありますが、相馬だけにスポットが当たっているわけではなく、たくさんの人からいろいろな事を教えてもらい背中を見ていく末に、誠の旗を握らせてもらう……今回はそんなお話だと思います。

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇_梅津瑞樹インタ...

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇_梅津瑞樹インタビュー【前編】02

相馬と新選組隊士たちの関わり方は?

――今作での相馬主計と各キャラクターとの関わり方や、相馬から見たキャラクターの印象を教えてください。

雪村千鶴のことは「先輩、先輩」と言って慕っています。千鶴って男装しているじゃないですか。相馬は本当に男だと思って接触してしまうんですけど(笑)。
あの新選組のなかにひとりの女の子が強く在り続けるのがすごいですし、相馬も千鶴のことはひとりの人間として尊敬していると思います。心が折れそうになったとき、相馬にとってこれ以上にない支えになっています。

――新選組の隊士については?

近藤勇は一番最初に自分を受け入れてくれた人​で、恩義も感じているし、志を同じにする者として共に戦えることを誇らしく感じていると思います。近藤さんの背中を追い続けていれば、自分の理想にたどり着けるという確信があるはず。

土方歳三は、相馬にとって近藤さんと同じくらい大きな存在です。土方さんのところに、近藤さんの意思をつないでいくのが相馬の仕事なので。

沖田総司は、師匠! 稽古をつけてもらったり、戦いの実践的な部分を教えてもらったり。憧れの先輩でもあります。それは斎藤一も同じくで、相馬は沖田さんや斎藤さんのように強くなりたいと思っています。

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇_梅津瑞樹インタ...

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇_梅津瑞樹インタビュー【前編】03

三木三郎とは戦うことになりますが、生き方が違うだけで間違っているわけではないと相馬は分かっているはず。
新選組側からしたら敵対関係にはなりますが、彼は彼の正義を貫いているだけなので単なるヒール役ではない
でも、三木に追いつくというのは相馬のなかでひとつの行動指針になっているので、相馬が成長しいく上で必要不可欠な存在だと思います。

野村利三郎は相馬と同期なので、一緒のシーンも多いです。
沖田さんに一緒に稽古をつけてもらうシーンもあります。一番近しい仲間なので、相馬が唯一タメ口を利く存在です。

相馬の戦うことになる敵とは?

――風間千景や鬼たちに対しては?

鬼だからどうこうとは思っていなくて。だって、千鶴もその血を継いでいるわけですし。
相馬が戦うべき敵は、自分の信念や守りたいものの前に立ちふさがるものなので、鬼だからとか新政府軍だからというのは関係なく風間や三木と戦うことになっていく感じですね。

――梅津さんが今回とくに気になっている登場人物や役者さんは?

やっぱり、三木かな。
昨年の稽古で三木役の小波津亜廉さんといろいろなやり取りを重ねるなかで、ライバルではありますがも生まれていて。それは役者としての絆であり、三木と相馬の関係にも落とし込めるものだなと思っていて。

今回は砂川脩弥くんが三木を演じるわけですが、彼の三木像は亜廉さんとはまた違うと思いますし、彼とも新たな関係性の糸が見えてくると素敵だなと思っています。

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇_梅津瑞樹インタ...

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計篇_梅津瑞樹インタビュー【前編】04

お話しはまだまだ続きます!
「薄ミュ」の見どころや梅津さんのプライベートについてお聞きした、インタビューの続きはこちら!
■【後編】梅津瑞樹「お風呂探求にハマってます笑」ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇インタビュー

ヘアメイク:城本麻紀
スタイリスト:吉田ナオキ

「相馬主計 篇」の物語

幕末、文久三年。
連絡の途絶えた父を捜すため京を訪れた少女・雪村千鶴が遭遇したのは、
血に飢えた異形の者――【羅刹】と、それを切り伏せる新選組の隊士だった。
奇なる縁により、父を捜すために新選組と行動を共にすることになる千鶴。
やがて千鶴と新選組の前に現れる、自らを”鬼”と名乗る謎の剣士たち。

千鶴が屯所での生活に慣れ始めたころ、新選組の巡察に同行していた千鶴は、京の市中で正義感の強い青年・相馬主計と出会う。
所持していた【羅刹】の錦絵をきっかけに、新選組と関わることとなった相馬は、隊士らの志に触れるうち、自らの「武士とは何か」という答えを見つけるため、新選組への入隊を決意する。

局長付小姓として新選組に加わった相馬は、千鶴にとって初めての後輩隊士として、共に激動の時代を歩んでいくこととなるのであった。

公演概要

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇

ミュージカル『薄桜鬼 真改』相馬主計 篇

原作:オトメイト(アイディアファクトリー・デザインファクトリー)
演出・脚本・作詞:西田大輔

■公演日程
【東京】2021年4月2日(金)~4日(日) 日本青年館ホール
【兵庫】2021年4月8日(木)~11日(日) AiiA 2.5 Theater Kobe

■出演
相馬主計:梅津瑞樹 雪村千鶴:松崎莉沙
土方歳三:久保田秀敏 沖田総司:菊池修司 斎藤一:大海将一郎 藤堂平助:樋口裕太 原田左之助:川上将大 永倉新八:小池亮介 山南敬助:輝馬 山崎烝:椎名鯛造 三木三郎:砂川脩弥 野村利三郎:園村将司 近藤勇:井俣太良
天霧九寿:横山真史  不知火匡:末野卓磨 雪村綱道:川本裕之
風間千景:鈴木勝吾

アンサンブル:佐藤佑樹 坂本和基 来夢 榮桃太郎 藤希宙 徳留達也 工藤純一朗 伊藤智則

■公式HP:https://www.marv.jp/special/m-hakuoki/
■公式ブログ:http://m-hakuoki.jugem.jp/
■公式Twitter:@m_hakuoki
■公演に関するお問い合わせ:
マーベラス ユーザーサポート https://www.marv.jp/support/st/

■主催:ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会
©アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会

IMAGE

numan編集部

声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

オタ腐★幾星霜