用語集

SNS流行語大賞2023にノミネート！蛙化現象、好ハオ、なぁぜなぁぜ、薩摩ホグワーツetc. 若者用語の意味をおさらい

イー・ガーディアンより発表された「SNS流行語大賞2023」。X（旧Twitter）上で2023年頻繁に使用されたフレーズを調査したこの賞。対象候補にノミネートされたワードのなかから、numanでもよく検索された言葉をご紹介！

「カタイアイス」「サカバンバスピス」「てぇてぇ」「サイゼリヤ警察」「薩摩ホグワーツ」、Z世代発祥の若者言葉「好ハオ」「なぁぜなぁぜ」「かわちい」「蛙化現象」まで人気の言葉を中心に解説します。

「SNS流行語大賞2023」ノミネートワードをおさらい！

INDEX

カタイアイス

「シンカンセンスゴイカタイアイス」とは、新幹線の車内販売で売られているスジャータのアイスクリームのこと。
そのとんでもない硬さからたびたび話題になってきた「カタイアイス」ですが、2023年10月末で新幹線「のぞみ」「ひかり」での車内販売が終了が決定したため、多くポストされたもよう。

■カタイアイス
 https://numan.tokyo/words/jLjKi/

サカバンバスピス

「サカバンバスピス」とは、絶滅した海洋生物の一種。
フィンランドの自然史博物館に展示されている、サカバンバスピスの復元模型の写真がSNSに掲載され話題に。独特のシルエットに加え、なんとも言えない表情を浮かべているため、日本ではゆるキャラのような立ち位置になりつつあります。
顔文字は「（◉▽◉ ）」、あるいは尾をつけた「（◉▽◉）◁」が主流。

■サカバンバスピス
 https://numan.tokyo/words/sacabambaspis/

好ハオ

「好ハオ」とは、「好き」の意味。
単純に「好き」と表現するのではなく「好」を中国語読みして「ハオ」と発音することでより好きな気持ちを表しているもよう。2022年頃からインスタグラム上などで流行し、「〇〇しか勝たん」「すこ」「尊い」などと同じく現代の「好き」の表現のひとつです。

■好ハオ
 https://numan.tokyo/words/42gcY/

なぁぜなぁぜ

「なぁぜなぁぜ」とは、何らかの質問の語尾に続けるキーワード。
女性アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」による楽曲『ハピチョコ』が元ネタで、マイクを片手に「◯◯が◯◯なの、なぁぜなぁぜ？」と、自分が普段疑問に思っていること、理不尽に感じていることを可愛らしく伝える表現方法。

■なぁぜなぁぜ
 https://numan.tokyo/words/77dm4/

てぇてぇ

「てぇてぇ」とは、「尊い」という感情を表すインターネットスラング。
VTuber界隈で使用されていましたが、近年は他界隈にも広まりつつあります。好きなキャラや配信者の魅力的な様子を前にして「推しがてぇてぇ」「反応ありがてぇてぇ」などと使用される、一種の『ドラゴンボール』の孫悟空なまり。

■てぇてぇ
 https://numan.tokyo/words/QKbtT/

サイゼリヤ警察

「サイゼリヤ警察」とは、イタリア料理チェーン店「サイゼリヤ」の正しい呼称を広め、定着させようと啓蒙していた個人のこと。
「サイゼリヤ」はしばしば「サイゼリ“ア”」と誤称されるため、「サイゼリヤ警察」はX（旧Twitter）上をパトロールし正しい名称を伝え続けていましたが、4月26日に「今日でサイゼリヤ警察を辞めます」と投稿。現在は一個人のアカウントとして、サイゼリヤのメニュー紹介や「お一人様5000円チャレンジ」などがポストされています。

■サイゼリヤ警察
 https://numan.tokyo/words/saizeriya/

薩摩ホグワーツ

「薩摩ホグワーツ」とは、『ハリー・ポッター』シリーズを起源としたネットミーム。
公式の設定ではなく、Twitter（現X）生まれの二次創作ワードで、2023年2月のゲーム『ホグワーツ・レガシー』発売によって『ハリポタ』への関心が高まり生まれたようです。「ホグワーツ魔法魔術学校」と「薩摩藩士」の武士的なイメージが混ざったものが多く、鹿児島の方言を組み合わせた呪文なども見られます。

■薩摩ホグワーツ
 https://numan.tokyo/words/n0o32zlh/

かわちい

「かわちい」とは、かわいいこと。
「かわいい」の語尾を「いい」から「ちい」に変えることで、ちょっと舌足らずな響きを与え、かわちい感じになっているのがポイント。この言いまわしの発祥は、コーデ紹介系動画クリエイター「Sleepy boy」。
文字並びから「ちいかわ」と空目してしまうことも……。

■かわちい
 https://numan.tokyo/words/z4uudt64/

蛙化現象

「蛙化現象」とは、交際相手の言動が引き金になり、気持ちが冷めてしまうこと。または、自分が長く好きだった相手がこちらに対し好意を持ったことで気持ちが冷めてしまう現象。
グリム童話『カエルの王子様』が由来の言葉ですが、物語の流れとは逆の意味。「蛙化現象」から派生した言葉に、恋は盲目状態の「蛇化現象」があります。

■蛙化現象
 https://numan.tokyo/words/ghjur8bx/

「SNS流行語大賞2023」ノミネートワード30

「SNS流行語大賞2023」（2023年1月1日～2023年10月31日）のノミネートワードはこちら！
今年のSNS流行語大賞は、11月下旬に発表予定です。

「SNS流行語大賞2023」ノミネートワード

・カタイアイス
・待ちなさーい！そんなの許さないわ
・推しの死
・サカバンバスピス
・好ハオ
・スカポンタヌキ
・ぬくみん
・なぁぜなぁぜ
・それは流石に嘘だよ
・うーたん卒業
・Twitterの鳥
・てぇてぇ
・サイゼリヤ警察
・〇〇した瞬間、終わったわ
・薩摩ホグワーツ
・かわちい
・ええと…まず～
・もう疲れちゃって全然動けなくてェ…
・ひき肉です
・シナモンと安田顕のゆるドキ☆数分クッキング
・AIに描いてもらった
・スイカゲーム
・ナートゥ
・アレ（阪神）
・蛙化現象
・My PIKACHU
・落ち着いて聞いてください
・生首ヘアゴム
・（oh！〇〇）カワイイカワイイね
・サトシ引退