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吉沢亮を知る3つのポイント『東リベ』マイキーの原点となった過去作とは?

一方の『東京リベンジャーズ』マイキー役もまた「不良の時代を作る」という目的の元、「東京卍會」という不良グループの総長を務め、友を裏切ってでものし上がろうとする冷血さを併せ持った、こちらもアンチヒーロー的なキャラクターです。

普段は盟友のドラケンや花垣武道らに、どこにでもいるような普通の青年らしいお茶目な表情を見せながらも、いざ総長としてスイッチが切り替わると、冷酷無慈悲な表情へと変貌する。また両者ともに、友のためなら周囲が見えなくなる点も共通しています。


上記のようにマイキーの二面性を体現した演技は、『仮面ライダーフォーゼ』時代に培ったスキルであるように感じ、キャリア初期、それも初の大役で、朔田流星という深みのある役柄を演じたことが、大いに活かされている印象を受けるのです。

さらに『仮面ライダーフォーゼ』では拳法の使い手という役柄だったことから、アクションという点でもかなりの経験を積んだはず。これもまた『東京リベンジャーズ』のアクションにおける土台になっているのも見て取れます。

吉沢亮のカリスマ性と『キングダム』

 吉沢亮さんと言えば、『銀魂』沖田総司、『BLEACH』石田雨竜、『キングダム』嬴政など、これまで漫画原作の作品で数多くのキャラクターを演じてきました。

そこには、“平成のアラン・ドロン”とさえ言われる、あまりにも現実離れした美しすぎる容姿が関係していると思われるのですが、やはり最たる理由として、カリスマ性という点においても吉沢さんは、他の俳優とは一線を画すものを持っているように思います。

前述の実写版『キングダム』で演じる嬴政は、後に始皇帝となる第31代秦王というキャラクター。誰もなしえなかった中華統一を目的に掲げる貫禄たっぷりの存在です。それだけの背景を持ったキャラクターを演じるためには、俳優自身にも目を見張るほどのカリスマ性が必要になってきます。

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zash

子供の頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。

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