【海外の反応】『ガンダム 水星の魔女』最終回に「最高かよ!」LGBTQ描写への反応は

その中では、スレッタとミオリネの関係性について触れられており、最終的に彼らが結婚する描写に対して「メカアニメシリーズでLGBTQの関係が描かれることは珍しいため、これほどまでに思慮深く作られたことがとても嬉しかった」と綴られています。

『小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女』1巻(KADOKAWA)

『小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女』1巻(KADOKAWA)

本作はもともとシリーズで初めて女性を主人公にした作品であり、多様性が求められる現代に特化した作品だったと言えます。そういった意味でも、同レビューは世界中のあらゆるマイノリティ層が抱いた感想を代弁した形になっているのかもしれません。

スレッタとミオリネだけでなく「他のサブキャラクターたちも相応の苦しみに対処し、様々な反応を見せる。そういったものが、本物であると感じさせる理由の一つ」とされており、本作が傑作に仕上がった要因はキャラクターとその配置にあると語られています。

さらに「モビルスーツの戦いがなければガンダムシリーズとは言えない」と前置きされた上で、「エアリアルや他のモビルスーツは完璧というほかない。特に最終話の一つ前のエピソードには非常に驚くべき戦闘シークエンスがあり、視聴者の感情を揺さぶる」と続けます。

『小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女』2巻(KADOKAWA)

『小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女』2巻(KADOKAWA)

楽曲面も高評価「美しい音楽がアニメをさらに引き立てた」

「作曲家である大間々昂氏による美しい音楽が、深く感動的なストーリーと卓越したアニメーションをさらに引き立てている。彼の音楽がアクションの最中に私の心臓を高鳴らせた」と絶賛のコメント。サンライズの仕事ぶりと音楽の使い方についても高く評価されていました。

最後に10点満点の評価と共に「『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、本物のキャラクターと奥深いテーマが、美しいアニメーションと感動的な音楽と共に機能し、視聴後も長く視聴者の心に残る『機動戦士ガンダム』を生み出した」という最大級の賛辞で締めくくられています。

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zash

子供の頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。

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