アニメ『ワンピース』1088話、ルフィの“夢の果て”に考察が。尾田栄一郎氏の“夢”とのリンクも胸アツ!

フジテレビ系列で放送中のアニメ『ONE PIECE』(ワンピース)。12月17(日)には1088話「ルフィの夢」が放映。ルフィがはじめて自身の夢の果てを仲間たちへ明かしました。視聴者のあいだではその夢の内容に予想が白熱。

また、そんな重要シーンをエモーショナルに彩った挿入歌、バラード版「ウィーアー!」の演出や、同日のジャンプフェスタで明かされた原作者・尾田栄一郎先生の夢とのリンクが視聴者の心を揺さぶりました。SNSの感想とともに、話題になった点を振り返ります。

※記事の特性上、内容に触れています。

DVD『ONE PIECE Log Collection“HANANOMIYAKO" 』画像

DVD『ONE PIECE Log Collection“HANANOMIYAKO" 』(エイベックス・ピクチャーズ)

ルフィの夢「海賊王になる」には続きがある。

「海賊王におれはなる」でお馴染み、ルフィの夢といえば“海賊王になること”ですが、実はその夢には続きがあります。これまでにエースサボシャンクスにだけ語ったというルフィの「夢の果て」がはじめてゾロたち麦わらの一味に明かされる、とても意味のあるシーンがアニメ化されました。

ルフィの語る夢の果てに、9人それぞれが驚いたり笑ったりと感情豊かな反応を見せます。

視聴者からは、「東の海で仲間入りしたメンバーは驚き、偉大なる航路(グランドライン)で仲間入りしたメンバーは笑っている率が高い」「ロビンの驚きの反応はルフィの夢の果てがジョイボーイと同じだったから?」など、各々の反応の仕方に鋭い指摘も。

また、そんな反応をふまえてルフィの夢の果てがどんな内容なのか予想するポストも盛り上がっていました。

ルフィの“夢の果て”の内容とは一体?

多かったのは、「世界の海を物理的に一つにすること」「宇宙に行くこと」「天竜人や世界政府の闇をなくし、種族や身分立場関係なく世界の全員で宴をすること」といった予想。

頂上戦争後の過去編で登場したルフィとエースの「どくりつ国家」が、ルフィの国として実現するのではないかという考察もあるようです。

そのほか、「視聴者が夢の果てを知ることができるのは作品が終わるときかな」「声優さんたちもこのときはじめて内容を知ったのかな?」といった感想も見られたこのシーン。

ルフィが「海賊王になればできるかもしれない」と考える夢の果ては、きっとルフィらしく突飛で楽しいものに違いありません。が、私たち視聴者が知ることができるのはまだまだ先の話になりそうです。

原作・尾田栄一郎氏の夢もエモかった…!

そんな、仲間に夢の果てを語る感動的なシーンをよりエモーショナルに彩ったのは、きただにひろしさんが「ウィーアー!」をバラード調で歌う「ルフィの夢」。

ルフィが自身の想いを語る間、波に揺られるサニー号の映像とともに流れたゆったりと情緒あふれる「ウィーアー!」は、仲間と過ごすサニー号での穏やかなひとときを思わせグッときました。

X(旧Twitter)でも「ウィーアーのバラードバージョンの曲名「ルフィの夢」なんだ!胸熱すぎる」「歌声が心にしみる」「粋なことする」「泣いてしまった。ルフィの夢ってなんだろうなあ…」と感嘆の声が多くあがっていました。

さらに、放映同日に開催されたイベント「ジャンプフェスタ2024」の『ONE PIECE』スーパーステージでは、原作者・尾田栄一郎先生の夢も明かされました。それは「いつの日か、日本の漫画のタイトルが「エミー賞」や、「アカデミー賞」に名を連ねること!」というもの。

ファンの間では「ルフィの夢と尾田っちの夢が同じ日に聞けるなんて感慨深すぎる」「なんてアツい展開」「尾田先生のでっかい夢がルフィの夢と繋がる!」など、運命的なタイミングの一致も話題に。多くの人が興奮冷めやらぬ気持ちをポストしていました。

「あの島へ行く」という原作、新章開幕&再アニメ化決定で盛り上がるアニメ、シーズン2の制作が待たれる実写版と、ますます勢いづいていく『ONE PIECE』に期待せずにはいられませんね。

原作勢から不穏な声…「もう辛い」「見え方が変わる」

一方、コブラとサボのニュースを受けて複雑な胸中の革命軍の面々にもスポットが当たった今話。

ドラゴンとくまのやりとりに、原作を読み進めている視聴者から「見てるだけで辛い…」「先の話を読んでからだと見え方が全然違う」「唇を噛み締めるドラゴンの気持ちが痛いほどわかる」など、なんだか不穏な感想が寄せられていました。

次回、年内最後の放送となるモモの助特集を終えると来年からは新章・エッグヘッド編へと突入することになりますが、この先は革命軍にも注目しておきたいですね。

(執筆:まりも)

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まりも

アニメ作品を扱う某テーマパーククルー、原宿ファッションメディアのライター、アニメ作品のコラボカフェ企画、グッズデザインを経てアニメライターに。ONE PIECEとロロノア・ゾロを人生の主軸・指針としています。

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