第2回「主演を待っていた──運命の二人!?」ドラマPDに聞く台湾BLドラマ制作の裏側~アニタ・ソンさんインタビュー

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第2回「主演を待っていた──運命の二人!?」ドラマPDに聞く台湾BLドラマ制作の裏側~アニタ・ソンさんインタビュー
(2/3)台湾BLドラマ「Be Loved in House 約・定~I Do」や「隔離が終わったら、会いませんか」「正負之間~Plus & Minus」などを手掛けたプロデューサー・アニタ・ソン(宋鎵琳)さんのインタビュー第2回をお届けします。
今やタイを筆頭に、大注目のアジアBLドラマ。

台湾BLドラマの金字塔ともいわれる『HIStory』シリーズや、日本でも人気の高い『We Best Love』シリーズの買付を担当し、
『Be Loved in House 約・定~I do』、
『隔離が終わったら、会いませんか?』、
『正負之間~Plus & Minus』と

3作品のBLドラマでプロデューサーを務めたアニタ・ソン(宋鎵琳)さんのインタビュー第2回をお届けします。

プロデューサーになったきっかけから、1作めとなる『Be Loved in House 約・定~I do』の制作秘話を伺った前回に続き、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、リモート撮影という新たな撮影手法に挑戦した『隔離が終わったら、会いませんか?』、そして『正負之間~Plus & Minus』についてお話を伺います。
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『隔離が終わったら、会いませんか?』は、あの時期にしか作れなかった作品

『隔離が終わったら、会いませんか?』台湾で14日間の隔離待機を過ごす佐藤樹(河合朗弘)が1台のカメラと電話番号によって引き寄せられる陳柏春(邱治澔)との運命的な出会いを描く。

──次に『隔離が終わったら、会いませんか』(隔離)の制作に取り掛かったわけですか?

アニタ・ソン(以下、同) 2021年の5月頃から台湾でも新型コロナウイルスの感染拡大の影響で厳しい行動制限がかかるようになりました。周りのスタッフも仕事がなくなって、どうしようと。それで企画が始まって。

『隔離』については、キャストはアキ(河合朗弘さん・佐藤樹役)に決まっていて、彼が日本人なので、国際恋愛にしようと。
それと、台湾ではまだ感染者数が多くなくて、いわゆる感染者や濃厚接触者の隔離があまり馴染みがなかったんですね。
逆に私は日本と行ったり来たりで7回ぐらい隔離生活を経験していたので、その経験を入れようと。

6月に制作が決まって7月に撮影して9月に配信というすごく短いスケジュールで作り上げました。
登場人物もとにかく絞り込んで話が成立するギリギリの人数にしたんです。

▲『隔離』場面カットより

リモート撮影も初めてだし、実際に会わないBLドラマってどうなの?という思いもありましたが、リモートBLドラマという試みがとにかく初でしたので、興味を持ってくださる方もいて。
ほぼリモートで制作して、終わり頃には行動制限が少し解除されたのでロケも入れました。

もうあの作品はあの時期にしか作れなかったと思います。

──確かに配信時期も含めて、すごくタイムリーなドラマだったと感じます。制限のある中での制作でしたがオーディションはどのように?

隔離はオンラインですね。
アキは決まっていたので相手役を選ぶのですが、画面越しに二人になるべく近づいてもらってキャプチャを撮ってずっと確認して。

結果、陳柏春役はランス・チウ(邱治澔)くんに決まりましたが、衣装合わせの日まで二人は会ったこともなかったんですよ。

『正負之間』で主演をするのを待っていた──運命の二人?

最新作『正負之間~Plus & Minus』。動と静、正反対の性格を持つ幼馴染の弁護士CP、犬猿の仲だった店舗同士のCPの繊細な恋愛模様を描く。

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