『Monster Hunter World Iceborne: The Board Game』-4

『MHW:アイスボーン』ボードゲーム化のクラウドファンディングプロジェクトが開始から2日経たずに1億円以上の支援を獲得。「縄張り争い」や部位破壊など原作ならではの要素も落とし込んだ協力型“狩りゲー”に

イギリスのボードゲームメーカーであるSteamforged Gamesは現地時間5月18日(木)、カプコンによるハンティングアクションゲーム『モンスターハンターワールド:アイスボーン』ボードゲーム化に関するクラウドファンディングプロジェクトKickstarter上にて開始した。期間は日本時間6月2日(金)14時まで。15万ポンド(2560万円)を目標額としていたが、記事の執筆時点では5700人以上の支援者から目標の4倍以上となる68万4000ポンド(1億1700万円)を集めている

支援プランは65ポンド(1万1160円)と128ポンド(2万1970円)でふたつ用意されており、65ポンドのプランでは基本セットをメーカー希望の小売価格よりもお得な価格で購入可能。128ポンドの上位プランでは追加のモンスターを含む拡張セット「Absolute Power Monster」やモンスター同士が戦う「縄張り争い」の要素を加えるアップグレードデッキも同梱されるという。また、海外のオンラインボードゲームサービス「Tabletopia」では本作のデジタル体験版も配信中だ。

発表によると、今回の『Monster Hunter World Iceborne: The Board Game』は14歳以上のプレイヤーひとりから最大4人で60分から90分をかけて楽しめる協力プレイ型のレイドバトル作品となっており、各プレイヤーは大剣や弓、片手剣などのハンターから自分が扱うキャラクターを選択。狩猟するモンスターを選択したのちに、選択主導のゲームブックを通して資源集めやモンスターの追跡・戦闘を進めていく。

作中ではプレイを重ねていくうちにカードの内容からモンスターの動きを予測できるようになっていく学びの要素や、ビデオゲーム版でおなじみ「部位破壊」の要素も登場。討伐に成功すれば、剥ぎ取った素材から新たな装備を作成してより強力なモンスターにも挑んでいけるという。

なお、本作については「ベリオロス」「ラージャン」に挑む2種類の先行プレイ動画も公開中だ。全編英語とはなるが迫力のあるモンスターフィギュアのサイズ感やゲームプレイの基本的な流れ、ゲームのなかで起きる駆け引きなどの雰囲気を掴み取れるものとなっているので、興味があればあわせてチェックしておくとよいだろう。

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ヨシムネ

小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。 コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きな作品に『動物のお医者さん』『魔法使いの嫁』など。

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