生類わかりみの令(しょうるいわかりみのれい)

INDEX

意味

江戸時代に徳川綱吉が発令した、生き物の殺生を禁ずる「生類憐みの令」の“憐れみ(あわれみ)”を“わかりみ”に置き換え、「わかる!」と同調する気持ちを表した造語。

“わかりみ”自体が「わかる!」という意味の若者言葉で、語尾に“み”をつけることで断言を避けぼかす意図を持つと言われている。

“どうしよ平八郎の乱”や“春はあげぽよ”同様、流行らせているのは主に授業で日本史を学ぶ中高生。
考案者については、はっきりとした事実は不明だが、Twitterでの誰かの投稿が始まりという説がある。

おもちゃやの製造販売などを行う株式会社タカラ トミーは、サンリオのキャラクター・ぐでたまのプラレールについて公式Twitterで宣伝する際、「かわいいぐでたまのデザイン!マヂ生類わかりみの令~!!」と投稿していた。

また、「生類わかりみの令すぎて尊み秀吉」といったハイブリッドバージョンを使う人もおり、若者言葉はどんどん歴史を遡っている。

例)
「『アイドルは手が届かない存在だからこそ神』って言葉に、生類わかりみの令」
「今日のライブ、メンバー同士で生類わかりみの令が発令されまくってて、息ぴったりだった」

numan編集部

声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

オタ腐★幾星霜