numan用語集「ぬいポーチ」

ぬいポーチ(ぬいぽーち)

「ぬいポーチ」の意味

「ぬいポーチ」(ぬいぽーち)とは、「ぬいぐるみポーチ」の略。
推しのぬいぐるみを入れて持ち歩ける、透明なポーチのこと。透明であるため「いつでもぬいぐるみが見られる」「ぬいぐるみに景色を見せてあげられる」「ぬいぐるみを汚れないように持ち運べる」といったメリットがある。

女性向けの推し活で人気を博しているアイテム。ぬいぐるみとの旅行や写真撮影などの「ぬい活」「ぬい撮り」などには欠かせない。ストラップやカラビナなどが付属しており、バッグに装着しやすいデザインとなっている。

推し活・ぬい活の流行により、多くのメーカーから様々なデザインが登場している。カラーバリエーションは推し色に合わせたものが人気。サイズはぬいぐるみにジャストフィットするものが好まれる傾向にあるため、高さ10~20cmのものが特に多い。

2023年にLINEヤフー株式会社が発表した「Yahoo!検索対象2023」では、「2024年にヒットが期待される商品」の第2位にランクインした(※1)

「ぬいポーチ」の由来・語源

「ぬいぐるみ」を入れるための「ポーチ」から。
初出は不明。現在のような専用アイテムが登場する前から、市販の透明ポーチにぬいぐるみを入れて楽しんでいた人もいるかもしれない。2013年頃から流行している「痛バ(痛バッグ)」の系譜に入ると考える人もいる。

 

「ぬいポーチ」の活用例

「新しいぬいポーチ買った!」

「推し色のぬいポーチで旅行いってくる」

「私のぬいポーチ見て……推しにシンデレラフィットするの……」

「遂に推しぬいが発売されることになったから、今可愛いぬいポーチを必死で探してる」

「もらったノベルティがぬいにピッタリだったからぬいポーチにするわ」

▼様々なデザインが登場
推し活・ぬい活の人気に伴い、様々なデザインの「ぬいポーチ」が発売されている。ファンシーショップから100円ショップ、推し活グッズの専門ブランドなど、多くのメーカーが参戦しているため、自分好みのデザインを見つけやすい時代となっている。

・マチ付き(ぬいぐるみが潰れにくい)
・筒型(大きめのぬいぐるみも入りやすい)
・複数を入れやすい大きめサイズ
・スマホストラップにぬいポーチが付属
・お菓子のパッケージ風デザイン
・オイル入りでラメやフレークが流れる
・動物型
・迷子札つき
・ブロマイドやトレカも一緒に入るしきり板つき
・ぬいポーチ自体が独立した「ぬいぐるみショルダーバッグ」

▼キャラクターをイメージした「ぬいポーチ」も
公式サイドが、推しをモチーフにしたデザインのぬいポーチを製造していることもある。
人気アニメ『名探偵コナン』は「怪盗キッド」「喫茶ポアロ」などをモチーフにしたぬいポーチを販売。キャラクターのイメージカラーや衣装などを連想させるデザインで、ファンの注目を集めた。

▼ぬいポーチを手作りする人も
理想のデザインを求めて、ぬいポーチを手作りする人もいる。既製品のぬいポーチをアレンジする人もいれば、中には素材を一から集めてDIYする人も。インターネット上にはメイキング動画や記事なども掲載されているため、よりこだわり抜いた逸品を手に入れたい人は、参考にすると良いかもしれない。

▼「ぬいぐるみ型のポーチ」との誤認に注意
ぬいぐるみの形をしたポーチを「ぬいポーチ」と呼ぶこともある。特に推し活・オタ活に縁がない人にとっては、むしろそちらの方がメジャーという可能性も。相手や使用シーンによっては、誤認に気をつけた方が良いだろう。

※1
「Yahoo!検索大賞2023」ネクストブレイク商品部門
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000129774.html

 

推し(おし)

推し事(おしごと)

ぬい(ぬい)

痛バ(いたば)

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