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numan用語集「ぬくみん」

ぬくみん(ぬくみん)

「ぬくみん」の意味

「ぬくみん」(ぬくみん)とは、宮崎県都城市をアピールする美少女Vtuber
水色の髪にケモミミが特徴で、キメ台詞は「ギュー(牛)とこめて! チュー(焼酎)キ♡」。中の人は都城市出身の俳優、温水洋一氏。

「ぬくみん」の由来・語源

ふるさと納税額トップクラスの都市として有名な宮崎県都城市。市では納税を呼び掛けるために、町の良さをアピールするCMに非常に力をいれている。

その中で2023年11月1日に公開されたCM動画が、「ぬくみん」である。
「ぬくみん」と名乗る、ネコミミの美少女キャラがかわいらしく身振り手振りで都城市の良さをアピールしてくれる。しかし、動画後半で突然ワイプ画像が出現。モーションキャプチャー用のマーカーを全身につけた温水氏が表示される。そして、温水氏のかわいらしいしぐさとそっくり同じ動作をする「ぬくみん」。そう、美少女をかわいく動かしていたのは枯れススキ系男性俳優温水氏だったのである。少女らしいキャンディボイスも、彼の声をボイスチェンジャーで変換したものだ。
こんなにかわいい美少女が実はおじさんだったなんて……もう何も信じられない! 唯一信じられるのは、都城市のおいしい牛肉と焼酎だけだ!

俳優温水氏による渾身のかわいい演技と、現実の姿のギャップが話題を呼び、11月公開であるにも関わらず、「SNS流行語大賞2023」にノミネートされた。ネット上では「中の人込みでかわいい」「中身のほうがかわいい」「さすが温水さん」などなど、かわいいおじさんタレントとしての才能を評価する声が多数上がっている。

都城市がアピールタレントとして都城市出身の俳優、温水洋一を起用し始めたのは3年前から。2021年には、黒猫をひざに乗せたゴージャス&ダンディな青年役として登場。実はその正体が温水氏だったというギャップが話題を呼んだ。
2022年には、プロのブレイクダンサーとコラボ。ダンサーの動きと温水氏の姿を合成して、まるで温水氏がキレキレのダンスを踊っているかのような動画を作成。ダンスのかっこよさと、温水氏の穏やかな雰囲気とのギャップがやはり話題を呼んでいる。

これらのCM効果か、総務省発表のふるさと納税受入額データによると2022年度のふるさと納税日本一は宮崎県都城市である。2023年度もぬくみん効果でふるさと納税額一位を狙いたいところである。

とはいえ、ふるさと納税のアピールは全国の自治体にとって重要な課題である。今後さらに話題を呼ぶCMが登場するかもしれない。

 

「ぬくみん」の活用

「めっちゃ推せるVtuber見つけたー、ぬくみんっていうんだけど」
「地方CM動画に出てるんだ? 割と普通のキャラっぽいけど……って、中の人が温水さんなの? 全然違和感ないんだけど……信じられない……!」
「だよねー、信じられるのは、都城市のギュー(牛)とこめて! チュー(焼酎)キだけだよ」
「あんたそれ言いたいだけでしょ」

Vtuber(ぶいちゅーばー/バーチャルユーチューバー)

バ美肉(ばびにく)

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