numan編集部
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また、個人で楽しんでイラスト自動生成AIを活用する人を指すのではなく、自身の作品としてAIイラストを発表している人を指すとされている。人工知能を用いてイラストを作成するAI絵師の数は、爆発的にその数値を伸ばしており、今後しばらくはその数値は上向きに伸びていくことが予想される。
イラスト自動生成AIは画期的なものではあるが、決して万能ではない。骨格のバランスや手や指などの細やかな部分の描写は苦手としており、身体の向きがおかしかったり、指が6本になっていたりする。おかしい描写が面白いと、SNS上で話題になることも珍しくない。
イラスト自動生成AIの利用者が、元々絵が描ける人であれば、出力された絵を違和感なく修正して、その後に作品として発表することもある。その修正技術を評価され、AI絵師としてのスキルが高いと称されることも。
イメージするキーワードや文章を打ち込むだけで、かんたんにイラストを作成できることから、AIイラストを発表する人を絵師と称して良いものかの議論が、たびたび勃発している。
AIの学習ベースに利用されているのは、産みの苦しみの果てに、絵やイラストの作成者が知識と技術を集結させた作品たちだ。他者の作品を学習に用いているAIに描かせた作品を、自身の作品と発表することに難色を示す人は多く、中にはそんなものは絵師と呼ばないと強く批判する声もある。
アーティスティックな絵師の名称ではなく、エンジニアつまり技術者としての名称として「AI術師」「AI術士」などを利用した方が良いのではないのかとの意見もあるが、この辺りは現在も議論が活発に続いており、AI絵師肯定派と否定派の落としどころはまだ見つかっていない。
・Midjourney
元NASAの技術者が作成したDiscordから利用できるサービス。
肖像画・風景画と、リアルな描写を得意としている。最初の25枚までは無料だが、それ以降はサブスク利用の必要あり。
・AIピカソ
アプリである使い勝手の良さと、1日の画像生成回数の制限がないため、遊び感覚で利用できる点が魅力。いらすとやと提携したことで、使い勝手の良いいらすとやのイラストが、さらに使いやすくなった。
・NovelAI
アニメイラストの生成が得意。サービス利用者が多いため、利用方法を教えてくれるサイトや、レクチャー動画も多くある。初心者でも使いやすいサービス。
名前を挙げたサービスは一部に過ぎず、上記で挙げた以外にも多くのサービスが存在する。
それぞれ規約や活用方法が異なるため、説明をよく読んで自身が活用しやすいサービスを利用すると良いだろう。
サービスによっては無料・有料とあるため、利用する際はその面を必ず確認する必要がある。無料だと思ったら枚数制限がある、有料でないと使えない機能があると、無料でも制限がかかる場合もあるため、この面もきちんと確認しておこう。
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