好ましく思っていない他者が、不幸にあっている様子を見て、幸福を感じているさま。
他人の不幸を喜んでしまう後ろ暗い喜びは、古くから認識されており、孔子の編纂した歴史書「春秋左氏伝」に「幸災楽禍」の言葉で記述されている。
発祥と別の意味
メシウマの発祥は、2003年の2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のアンチ巨人スレッド。
他球団の勝敗が推しチームの順位に影響することもあり、アンチが「巨人が負けて今日も飯がうまい」と書き込んだ。以降、アンチ系のスレッドで“メシウマ”が多用されるようになり、そこから徐々に他の掲示板に広まっていった。
言葉の成り立ちから20年近く経過し、発端を知る者が少なくなったためか、最近では単純に「めしがうまい」を略して“メシウマ”と表現されている場合が増えてきた。
使い方によっては危険な言葉であるため、注意して文脈を読み解きたい。