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メンケア(めんけあ)

「メンケア」の意味

「メンケア」(めんけあ)とは、「メンタルヘルスケア」の略語。
弱った心を癒す、お手当てのこと。

男性のお肌、特に頭髪ケアを示す「メンズケア用品」のことではない。

精神科の本格的な治療の場合もあるが、ネットスラングではあくまでも「気持ちがへこんだ時の癒し」くらいの意味で使われている。沈んだ心を浮上させる、程度のノリなので、求められるケア内容も「おいしいものを食べる」「推し出演のドラマを見る」「お気に入りの漫画を読む」「夜通しひとりカラオケで絶叫する」「友達に構ってもらう」など軽いものが多い。

「メンケア」の由来・語源

インターネットの普及で、メンタルヘルスに関する情報が広く周知されるようになったことから、それらに関する用語もカジュアルに使用されるようになった。
精神的に不安定な人物を指す「メンヘラ」。
ショックな出来事があり、精神的に不安定になってしまう「ヘラる」などがそれにあたる。

このメンケアも同様にして産まれた言葉である。
ちょっと気分が落ち込んだ、少しショックなことがあった、などなど些細な落ち込みに対して周囲に「メンケアして~!」とアピールする甘えメッセージとして使われる。メンタル、とは言っているがそのほとんどは「構って!」くらいのノリである。実際、自分で周りにメンケアして! と主張できるタイプは図太く甘え上手なことが多い。大抵はコメントを返して、それなりに対応すればメンケア完了である。

しかし、中には周りに依存しメンケアを心の底から欲している者もいる。
精神的なバランスを崩している者からのメンケア要求に際限はなく、対応するうちにケア内容がエスカレートする傾向にある。本当に心を病んでいる相手への対応は注意が必要だ。メンケア対応しているうちに、自分の心が疲れてしまっては本末転倒である。

自分に相手のメンケアは手にあまる、と思った場合は専門の医師にバトンを渡し、身を引いてしまって構わない。それも大事な選択肢のひとつである。

己のメンケアを管理できる者だけが、他人のメンケア管理できるのである。

「メンケア」の活用例

「うう~めっちゃ気分が凹む……メンケアして~……!」
「だいぶ落ち込んでるね、何かあった?」
「推しのライブチケット……抽選おちた……」
「それはやばい。飲みにいく?」
「推し動画見ながら家飲みがいい……」
「よっしゃ、メンケアまかせとけ」

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numan編集部

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