numan編集部
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多くは情緒不安定になりやすい恋愛で、または人間関係での裏切りなど、様々な精神的ダメージを受けてメンヘラ状態のことを指す。自分と相手の双方がこの状態にあることはあまりなく、大抵は片方だけがショックを受けている。由来が「メンヘラ」なだけに重さを感じるが、こちらはそれよりも気軽に使用されている。
近年では「だるい」や「めんどい」などと同じ温度感で使われることも多々あるため、相手の声色や顔色を見て、どの程度の深刻さなのかを探った方が良い。これら自称以外にも他人から見て、例えばヒステリックだった時などにも使われるが、本当に精神病を患っている人には使わない。あくまでネットスラングの範疇であることには注意が必要。
配信のタイトルでは、かまってほしいという内容やネガティブな内容を表す意味で「へらる」「へら」などがつけられることもある。
また音声ライブ配信サービスのSpoonでは、電波が不安定な状態、回線が安定しない状態を、電波がヘラってるという意味で、電ヘラと言う。おそらく、配信中の音声が途切れて聞こえるなどの、不安定な様子がメンヘラを想起させたのだろう。人だけでなく電波までヘラるとは……無機物も感受性豊かになったものだ。
「メンヘラ」は、2010年頃の2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)のメンタルヘルス板で「メンタルヘルス」を略した「メンヘル」という単語から派生してできた。そこからさらに省略し、後ろの部分だけを取って、日常的に使いやすい言い方になったのが「ヘラる」。2013年にはすでに使われていて、ネット上に解説ページもできていた。
などなど、性差関係なく文章上もしくは口頭で使える。
メンヘラ界隈では、状態が悪化した場合などに使われることもある。
他にも「メンヘラになっちゃう」という意味で、「メンがへラる」といった使い方もする。
また、この状態を指す具体例として、
・「俺のこと嫌いなんだろ!!」:脈絡なくキレる
・「今どこ?」「朝何してたの?」:常に詳細の予定を知りたがる
・「私のこと好き?」:高頻度の愛の確認
・ツールでの異常な数のスタンプ連投
が挙げられる。
これらは自己肯定感が低く、自分に自信がないために起きる可能性が高い。そのため疑心暗鬼になりやすく、突然激昂したり、気を引くため相手を試すような発言も多くなると考えられる。
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