平成レトロ(へいせいれとろ)

意味

「平成レトロ」(へいせいれとろ)とは、ルーズソックスを履いたギャル、ガラケーなど、1990年代中頃に流行した文化を当時を知らない1990年代後半~2010年代生まれのいわゆる“Z世代”が「逆に新しい」と親しんでいることに端を発している。

「平成レトロ」っぽいこととは?

例えば、あえて「フィルムカメラ」を使って、現像するまでどんな写真になっているか分からない状態を楽しむ、ありし日の女子高生のように「ガラケー」をデコり、それをSNSにアップする(Instagramで#ガラケーと検索すると多くの投稿が出てくる)などの楽しみ方がある。

明治モダン、大正ロマン、昭和レトロetc.

これまで、明治モダン、大正ロマン、昭和レトロなど時代によって様々な呼称がされてきた。

明治は侍の時代が終わり、西洋からの文化が多く国内に入ってきた。
大正は、西洋の文化と日本の文化の和洋折衷や、芸術や文芸が広く流行し、多くの著名な文豪や画家が誕生した年でもある。

昭和は、戦争が相次ぐ中でも、高度経済成長期を迎え、ブラウン管テレビや黒電話など家電が発展、子供が気軽に楽しめる駄菓子やゲーム機などが生まれた。現在では「ALWAYS 三丁目の夕日」などの作品でエモーショナルに描かれていることもある。

ただし、「平成レトロ」は「昭和レトロ」と「レトロ」かぶりをしているため、「平成トレンディ」「平成ノスタルジー」などの表現も登場し、SNS上などではどの表現が“より平成”らしいか議論がなされている。

numan編集部

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