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「ノンケ」(のんけ)とは、異性愛者を指す言葉。
主にLGBTのコミュニティで使用されることが多い。日本で生まれた造語であり、世界的な名称としては「ヘテロセクシュアル」「ストレート」が使用されている。
「ノンケ」というのは、「その気(け)がない(ノン)」から取られた言葉である。「その気」というのは、「同性愛」を指しているため、「同性愛者ではない」→「ノンケ」というようになる。
「ヘテロセクシュアル(またはヘテロ)」というのは、「性的指向が異性である」という意味の言葉であり、意味としては変わらないが、専門用語であることもあり、馴染みが浅い。海外では、異性愛者に対して「ストレート」という呼び名が定着している。一部誤認によって「同性愛者は歪んでいる(まっすぐではない)のか」と嫌悪する人もいるが、これは「まっすぐである」という意味ではない。Job Rainbow MAGAZINEによると、“「マタイによる福音書」の誤読によって生まれた「従来の道徳や法律を守るふるまいを通じての、実直な生活。正直でまっとうな暮らし(straight and narrow path)」を指す古い英語の慣用句が語源”であることが分かっている。
また「ストレート」に関しては異性愛者ではなく、同性愛者の中から生まれた言葉でもある。このように、「ストレート」に関しても、英語を日常的に使用しない日本では誤認されてしまうこともある。
そんな背景からも「ノンケ」という言葉は「異性愛者」を指す言葉として日本では定着している。
「オープンリーゲイ」を自称する歌人の鈴掛真氏は、WEBメディア「ミモレ」の短期連載で、「ノンケ」を「一度も同性を愛したことはない異性愛者」というニュアンスで使用しており、「ある日を境に同性愛者の恋愛対象が異性になったとしても、それは“バイセクシュアル”であって、“ノンケ”になることはない」と述べている(※1)。
この事からも、仮に同性愛者が異性と結婚したとしても「ノンケである」というのは、少し齟齬があるような状態になる。
また、創作においても、BL作品のタイトルに使用される場合やジャンルの指向(ノンケ攻め・受け)として使用されることがある。
「めっちゃタイプの人いたんだけど、ノンケだって」
「ノンケの友人いわく、女子受けする顔らしいよ。俺」
「付き合える可能性微レ存かなと思ってたけど、ダメだったよね……ノンケだしね」
「ノンケの友達欲しいかもしれん」
※1
mi-mollet NEWS FLASHLifestyle
「ゲイがノンケになって女性と結婚はあり得るの? 偽装結婚を生む日本社会」より
https://mi-mollet.com/articles/-/14832?layout=b
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