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ニシパ(にしぱ)

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ニシパ(にしぱ)
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意味

「ニシパ」(にしぱ)とは、アイヌ語で裕福な人・ 金持ち・紳士・旦那様・主人・殿など、男性の尊称を表す言葉。
ラテン文字表記が「nispa」となるため、「シ」の発音が小文字で書かれることも。

野田サトルによる漫画『ゴールデンカムイ』に登場したことで、広く世間に知られるようになった。
英語のジェントルマン(gentleman)と同じような意味を持っている。

話題になった「爽やかニシパ」とは?

『ゴールデンカムイ』では、男性の登場人物が「○○ニシパ」と呼ばれるシーンが多く描かれている。
これはシサム(アイヌ語でアイヌ以外の日本人)にも、アイヌの男性に対しても共通した呼び方。

日常会話で頻繁に登場するため、作中に描かれて有名になったアイヌ語の「ヒンナ」よりも登場回数は多いかもしれない。
そこへ、本編の回想シーンで若かりし日の土方歳三が「爽やかニシパ」と評されていたことから、話題となり「爽やかニシパ」がSNSのトレンドに登場。

なお、史実では土方と共に箱館戦争を戦った榎本武揚が後年、土方を「入室伹清風(彼が部屋に入ってくると、清らかな風が吹くような、爽やかな人物だった)」と評している。
これは、土方の甥である土方隼人策助が榎本のもとを訪ね「叔父の最期を知りたい」と訪ねたときに詠まれたもの。

この「入室伹清風 梁川」という書額は土方家に代々伝えられ、函館市教育委員会の監修のもと原書に忠実なレプリカが箱館奉行所に展示されている。
※「梁川」とは榎本武揚の雅号。

商標登録された「ニシパ」も!

また、商標となった「ニシパ」もある。
北海道一の出荷量を誇るびらとりトマトや、その加工品をブランド化した名称は「ニシパの恋人」。
ニシパが健康な体を保つために真っ赤に熟れたトマトを毎日食べて、恋人のように愛してしまったと言うストーリーからネーミングされている。

使用例:
「お宅のニシパにもよろしくお伝えください」
「大河ドラマに登場する歴代土方歳三がことごとく“爽やかニシパ”なのは榎本武揚のおかげ」
「“爽やかニシパ”の対義語って、もしかして“ドスケベマタギ”?」
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